2004-02-09 第159回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号 アジア・モンスーン地域の小規模農業生産という特徴を考えると、国内の食糧自給率を向上させることが第一義的な目標となるべきであるという点、さらに、食糧安全保障、国土・自然環境の保全、農村社会の維持発展といった農業の多面的機能が十分に発揮されなければならないといった点、さらに、アジア・モンスーン地域において、食糧安全保障と貧困緩和を確保するため、米は歴史的にかつ今後も引き続き最も重要な作物である。 山田俊男