1988-03-22 第112回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
今回の流通改善大綱を見ますと、小売業者制度について、主として店頭で小袋詰め精米を販売する形態の店舗の新規参入、それから自動販売機の店頭以外での設置、さらに許可要件の緩和などを行おうとしているわけです。この大綱が実施されれば、スーパーやコンビニエンスストア、さらに例えば異業種のガソリンスタンドなどが参入をして、お米屋さんの経営を一気に悪化させることが予想されるわけです。
今回の流通改善大綱を見ますと、小売業者制度について、主として店頭で小袋詰め精米を販売する形態の店舗の新規参入、それから自動販売機の店頭以外での設置、さらに許可要件の緩和などを行おうとしているわけです。この大綱が実施されれば、スーパーやコンビニエンスストア、さらに例えば異業種のガソリンスタンドなどが参入をして、お米屋さんの経営を一気に悪化させることが予想されるわけです。
○政府委員(松本作衞君) 六項目と申しますのは、流通改善を図るということの案を取りまとめた段階でございますが、小売販売業者につきまして小袋詰め精米のみを販売する販売所を設けることを考えるという点、それから小売販売店の一定規模以上の事業区域については新規参入を認めていくという問題、それから大阪、東京等の地域について現行の卸、小売の結びつきにつきまして新たな結びつきを行うかどうかということについての問題
したがいまして、ただいま御指摘がありました混米の問題につきましても、従来原料構成等について必ずしも明確でありませんでしたものを、特に昨年度からは、小袋詰め精米についての原料構成を袋に明確に印刷させることにいたしまして、品質別にどのような原料の米がどのような割合で入っておるかということを明確にするよう指導をしてまいった次第でございます。
〔森(清)主査代理退席、主査着席〕その中に、小売販売業者は現行の営業所のほか大型搗精工場による小袋詰め精米の販売を行うための販売所を届け出の上、事業区域内に設けることができることとする、要するにブランチ制度といいますか、こういう通達が出ておるわけですけれども、どういう考えからこういうことを出したのか。
したがいまして、いま言いましたような集中精米による小袋詰め精米ということを進める中で、そのようなことが、適正な価格が中身に応じて形成されること、それをまた行政的にある程度チェックできるという仕組みに漸次移行さしていくということと、もう一つは、流通業者の間がもう少し競争する。