2021-04-06 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
ロシア国境警備局により日本漁船が拿捕される事案が発生し、また、太平洋側では、小笠原諸島周辺海域で外国漁船による違法操業が相次いでいます。さらに、EEZ内の大和堆水域でも大量の中国船が押し寄せ、北朝鮮の公船も出現するなど、日本周辺海域は様々な問題が発生しています。
ロシア国境警備局により日本漁船が拿捕される事案が発生し、また、太平洋側では、小笠原諸島周辺海域で外国漁船による違法操業が相次いでいます。さらに、EEZ内の大和堆水域でも大量の中国船が押し寄せ、北朝鮮の公船も出現するなど、日本周辺海域は様々な問題が発生しています。
また、小笠原諸島周辺海域における海上保安体制の強化につきましては、巡視船配備のために必要な岸壁、宿舎、燃料供給体制等の調査を行うとともに、東京都、小笠原村等との調整を進めているところでございます。平成三十一年度予算においては、これまでの調査等を踏まえまして、小笠原の拠点機能を強化するため、岸壁を改修するために必要な経費及び宿舎整備に必要な経費を盛り込んでおります。
また、小笠原諸島周辺海域における海上保安体制を強化すべく、巡視船配備のために必要な岸壁、宿舎、燃料供給体制等の調査を行うとともに、東京都、小笠原村等との調整を進めているところでございます。 今後とも、巡視船、航空機による哨戒を行うとともに、これらの整備を着実に進めまして、小笠原周辺海域の監視警戒に万全を期してまいります。
委員御指摘の、二〇一四年に小笠原諸島周辺海域等における中国サンゴ船の違法操業問題が発生した際には、我が国近海における中国サンゴ船の違法操業は遺憾であり、認められないとの観点から、外務省では、関係省庁と密接に連携しつつ、中国側に対し、累次にわたり、東京及び北京において、さまざまなレベルで中国国内における取締りの強化や再発防止を強く申し入れました。
小笠原諸島周辺海域においては、平成二十六年九月から平成二十七年一月までの間、中国サンゴ漁船と見られる外国漁船が多数確認され、十隻の中国サンゴ漁船を検挙いたしました。平成二十七年一月以降は、同海域において中国サンゴ漁船は確認されておりませんが、引き続き警戒を緩めることなく対応を継続しているところでございます。
麻生先生よく覚えていらっしゃると思いますが、今から三年前に、小笠原諸島周辺海域に中国の漁船がアカサンゴを狙って大量に来たんですね。大問題になりまして、私ども公明党にも小笠原村長とか議長が来られて、これは大変なことですよということで、当然、海上保安庁を中心に取り締まりを強化して、船長を八人ぐらい、たしか当時逮捕したりしたんです。
尖閣諸島周辺海域等での対応に加えて、平成二十六年秋の小笠原諸島周辺海域等における中国漁船によるサンゴ密漁のような大規模事案が尖閣の対応と同時に発生した場合についても、海上保安庁は対応していく必要があると考えますが、海上保安庁の見解をお聞かせください。
まず、最近の状況を見ますと、平成二十五年の七月以降に、いわゆるそれまでの海監と漁政に分かれていたものが中国海警に一本化したこと、また、平成二十六年九月から小笠原諸島周辺海域における中国のサンゴ漁船が急増したこと、そしてまた、平成二十七年六月からは防衛当局間の海空連絡メカニズムについての協議が行われたこと、また、二十七年七月十六日に日中漁業共同委員会が開かれたことなども承知をしておりますが、昨年の十二月二十六日以降
小笠原諸島周辺海域では、これまでに中国サンゴ船と見られる船舶が多数確認されるなど、村民の方々は我が国の安全保障環境の変化を日々言わば肌で感じておられるのではないかと思います。 七月に可決された石垣市議会の意見書では、「石垣市の行政区域の尖閣諸島においても中国公船の領海侵犯が日常茶飯事の状態にあり、漁業者のみならず一般市民も大きな不安を感じている。」と言及されています。
○国務大臣(岸田文雄君) 御指摘の小笠原諸島周辺海域に現れた中国サンゴ船の資金源等につきましては、これは様々な見方があります。 よって、政府として、これ断定的に申し上げることは困難であると考えますが、ただ、この背景としましては、中国の経済的な発展に伴う購買力の向上、あるいは投機的な理由によって、近年、宝石サンゴ及びその関連商品の価格の高騰が続いています。
小笠原諸島周辺海域におけます中国サンゴ船につきましては、最も多かった昨年十月末には一日で二百十二隻が確認されたところでございます。また、これらの中国サンゴ船につきましては、中国側からは、東シナ海沿岸の浙江省と福建省において不法サンゴ船の集中取締りを行ったと、このような説明を受けているところでございます。
昨年の九月中旬以降、小笠原諸島周辺海域におきまして違法操業が疑われる中国サンゴ漁船を確認いたしました。海上保安庁では、水産庁などの取り締まり機関と連携し、これまでに十隻、十一人を外国人漁業の規制に関する法律違反などで逮捕したところであります。
今回、ようやく、平成二十六年度小笠原諸島周辺海域宝石サンゴ緊急対策事業というのが行われたということであります。水産庁の方より私の方に、いろいろとそういったことが行われたという結果を御報告に来ていただきました。 そこで、その際にいただきました写真を私の事務所の方で一部改編しまして配付資料として今お配りしていると思いますので、それをもとに御説明をいただきたいと思います。
また、今回の調査は、小笠原の漁業者の方々と御相談をいたしまして、中国サンゴ船が多数出現した海域、また漁業者にとって重要な漁場を含む地点を調査いたしまして、広いあの小笠原諸島周辺海域の全てがカバーできているわけではございません。そういう意味では、被害額等、定量的な被害というものについては算出できないことは、ちょっと御理解いただきたいと思います。
小笠原諸島周辺海域でございますが、昨年九月の中旬に入りまして、二桁を超える隻数の中国サンゴ漁船と見られる外国漁船を確認して以降、十月三十日には、最大となる二百十二隻を確認いたしております。 海上保安庁では、現場海域に巡視船、航空機等を集中的に投入した特別な体制をしくとともに、水産庁等の関係機関と連携して取り締まりを行い、これまでに十隻、十一人を逮捕したということでございます。
昨年九月中旬以降、小笠原諸島周辺海域において、中国サンゴ漁船と見られる外国漁船を確認いたしました。 海上保安庁では、全国規模での運用調整を行い、大型巡視船や航空機を投入するとともに、水産庁や東京都などの関係機関と連携して取り締まりを行い、これまでに十隻十一人を逮捕したところです。
小笠原諸島周辺海域では、昨年九月中旬以降、中国サンゴ漁船と見られる外国漁船が多数確認されたことから、水産庁などと連携し、厳正な取り締まりを行った結果、昨年十一月下旬以降、ほぼ確認されなくなり、一月二十二日を最後に領海内において中国サンゴ漁船は確認しておりません。
また、六月二日には、第三管区海上保安部等の関係機関と連携して、小笠原諸島周辺海域における外国漁船を想定した合同訓練を実施することとしているところでございます。
昨年の九月中旬以降、小笠原諸島周辺海域におきまして、中国サンゴ漁船と見られる外国漁船を確認いたしました。この取り締まりに当たりまして、小笠原周辺海域が本州から約千キロメートルの遠方にあり、かつ領海の面積は約八千平方キロメートルと広大であるため、対応できる巡視船、航空機が限定されること、現地で燃料補給ができないことなどが課題でございました。
○政府参考人(佐藤雄二君) 御指摘のとおり、小笠原諸島周辺海域におきまして、昨年九月中旬以降、中国のサンゴ漁船と見られる外国漁船が多数確認されました。 海上保安庁では、巡視船艇、航空機を集中的に投入した特別な体制を取り、水産庁等の関係機関と連携して厳正な取締りを行い、本年一月二十二日を最後に領海内において中国サンゴ漁船は確認しておりません。
尖閣諸島周辺海域における中国公船等や、小笠原諸島周辺海域等における中国サンゴ密漁船への対応等、我が国周辺海域をめぐる情勢は依然として大変厳しい状況にあります。我が国の領土、領海を堅守し、海洋権益を確保するため、海上保安体制を強化してまいります。
尖閣諸島周辺海域における中国公船等や、小笠原諸島周辺海域等における中国サンゴ密漁船への対応等、我が国周辺海域をめぐる情勢は依然として大変厳しい状況にあります。我が国の領土、領海を堅守し、海洋権益を確保するため、海上保安体制を強化してまいります。
また、昨年秋以降、小笠原諸島周辺海域において、中国のサンゴ漁船と見られる外国漁船がこれは相当多数確認をされたところでございまして、それに対して数隻で対応しなければいけない海上保安官の負荷は大変大きなものがあります。その中において、まさに一生懸命我が国の海域を守っている、それが海上保安庁でありますが、我が国周辺海域をめぐる状況は一層厳しさを増しています。
○国務大臣(西川公也君) 小笠原諸島周辺海域での中国サンゴ船でありますが、昨年十月三十日には二百十二隻が確認されましたが、違法操業に対する罰則を強化するための議員立法が公布された十一月二十七日にはゼロ隻となりました。その後、時折数隻が確認されておりますが、取締り船が迅速に排除を行っているところであります。
小笠原諸島周辺海域における中国密漁船と思われる漁船の数は、海上保安庁が確認しているだけでも、九月から先月中頃までは数十隻だったのが、下旬になるとこれが百隻を超え、先月末から今月頭までは二百隻を超えるほどの数が確認をされております。
そういう中で、小笠原諸島周辺海域で海上自衛隊が実弾訓練を行ったらいいのではないかという御提案でございます。 訓練は、当然、現行法下でもできるわけです。
続きまして、小笠原諸島周辺海域の中国サンゴ船違法操業についてお伺いをいたします。 この問題、私も、地元福山市に戻りましても、多くの方から、これを何とかしなさい、してくれという率直なお叱りというか御意見をたくさんいただきます。恐らく、多くの議員の皆さんもそうではないかというふうに感じますが。
ことしの九月中旬以降、小笠原諸島周辺海域等におきまして、中国のサンゴ漁船と見られる漁船が多数確認されております。 これに対しまして、海上保安庁では、全国規模での運用調整を行い、同海域において大型巡視船や航空機を集中的に投入した特別な体制を整え、違法操業を行う中国サンゴ漁船の取り締まりを行っております。
今年の九月中旬に入りまして、小笠原諸島周辺海域において、二桁を超える隻数の中国サンゴ漁船と見られる漁船を視認して以降、これまで最大二百十二隻を確認しております。 昨日の海上保安庁の航空機による哨戒の結果、中国サンゴ漁船と見られる外国漁船は五十四隻という形になっております。ただ、昨日は視界が不良のため十分な確認はできておりません。