1953-02-02 第15回国会 参議院 本会議 第20号 向井大蔵大臣、小笠原経審長官共に、我が国の経済は国際経済と歩調を合せて景気後退説を言われて、国民の着実なる努力と貯蓄に言及せられまして、国民の反省を促しておられます。併し政府機関でありまする国鉄、電通の値上げを初めといたしまして、電力、ガス、米価、すべて値上げを見ておるのであります。景気後退は、恐らくそのしわ寄せば一般中小企業者のみではないかと見られるのであります。 竹中七郎