1991-03-07 第120回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
その後、暖秋、秋も暖かかったわけですが、暖秋、暖冬ということで生育も一時好転には向かったわけですけれども、依然としましてキャベツ類の葉菜類を中心に、暖かいということで逆に病害虫が発生したですとか、作柄が前進化した、また、台風の影響が残りまして根の張りが足りないということで、小玉化と申しておりますけれども、サイズが通常ですとL、2LというサイズからMサイズになったというようなことがございまして、二月の
その後、暖秋、秋も暖かかったわけですが、暖秋、暖冬ということで生育も一時好転には向かったわけですけれども、依然としましてキャベツ類の葉菜類を中心に、暖かいということで逆に病害虫が発生したですとか、作柄が前進化した、また、台風の影響が残りまして根の張りが足りないということで、小玉化と申しておりますけれども、サイズが通常ですとL、2LというサイズからMサイズになったというようなことがございまして、二月の
このため、果実の方がいわゆる小玉化の現象を引き起こしまして、これは一つには樹体が早くに熟成してしまうということを起こすわけでございます。さらに落葉が起こりまして、落葉による樹体被害、樹林が非常に衰弱するという現象が起こりまして、かなりの被害を見るようになったわけでございます。
とりわけこの干ばつの被害によって、言っておりますように、小玉化あるいは裂果、亀裂したミカンですね、それから菊ミカン。商品価値がずっと低落をして売れない、こういう状況が非常に出てくると思うのです。実際に、それを農家は非常に心配しているわけです。
ただ問題は、小玉化の傾向はこの段階ではなかなかとめられませんで、率直に申しますと、わせ温州は、恐らくこの小玉化の現象は、これ以上被害を軽減することはむずかしかろう、こう考えております。