2005-01-26 第162回国会 参議院 本会議 第3号
現状認識としては、小泉内閣誕生して三年九か月たちましたけれども、ようやく日本国民にも悲観的議論よりも新しい時代に挑戦していこうという意欲が出てきたんじゃないか、そして、やればできるという、自信と言わないまでも、何かやってみようという意気込みが若い人にもあるいは高齢者の中にも女性の中にも出てきたような私は気がしております。
現状認識としては、小泉内閣誕生して三年九か月たちましたけれども、ようやく日本国民にも悲観的議論よりも新しい時代に挑戦していこうという意欲が出てきたんじゃないか、そして、やればできるという、自信と言わないまでも、何かやってみようという意気込みが若い人にもあるいは高齢者の中にも女性の中にも出てきたような私は気がしております。
(拍手) 小泉内閣誕生後、はや四年近くが経過をしました。この間、地方分権、道路公団改革、年金制度改革、医療制度改革、政治改革、財政構造改革など、国民の期待は裏切られ続けてきました。改革は進まずに、国民の将来に対する不安は高まるばかりです。今、国民の間には、自民党内閣である限り本当の改革はできないというあきらめと同時に、将来に対する不安感が高まっています。
○石原国務大臣 民間会社の退職金の実態については私も詳細は把握しておりませんが、同じような議論は特殊法人、公益法人等々でございまして、小泉内閣誕生の後、この勧奨退職制度というものを十五年から二十年にかけて、五年間かけまして三歳引き上げるということを今取り組ませていただいている最中でございます。これによりまして、公務員の退職年齢が平均五十四歳から五十七歳に引き上げられます。
既に、小泉内閣誕生以来、同内閣が決定した国民への負担は四兆円にもなっております。加えて、年金保険料の引き上げを初め、生活保護の給付削減、高齢者への増税など、毎年一兆円前後の負担増が追加されるのであります。年金保険料に至っては、国会審議抜きで改定される自動引き上げの仕組みを導入し、今後十四年間にわたる連続的な引き上げが計画されております。
小泉内閣誕生以来、派手な看板は掲げるものの、なかなか具体的な改革は進まない。それどころか、改悪されるものさえ目立ってきている状況であります。 そのような批判がなされたときに、総理が決まって小泉改革の成果として挙げてきたのが、この公団改革でありました。四公団は一体で民営化する、国費は投入しない、五十年以内に償還する、改革意欲に富んだ七名を選んだなどと、成果を強調されました。
つまり、過去五年間で中小企業向けの貸し出しが減った分の中で、六割が集中しているのが小泉内閣誕生後のことであります。ここには、やはり不良債権早期最終処理とか加速策とかいって、どんどん銀行の方が貸し出し減少に進んでいったということ。
小泉内閣誕生以来の経過はそのとおりではありませんか。 不良債権処理を順調に進めさせ、ことしの四月からペイオフを全面解禁することが小泉内閣の基本中の基本政策だったはずであります。ところが、昨年夏までは、総理みずからがペイオフ解禁を予定どおり実施すると公言していたにもかかわらず、結局、昨年秋に、いとも簡単に政策を転換、ペイオフ解禁を二年も延期することを決定しました。
小泉内閣誕生直後の所信演説で、「日本にとって、今、最も重要な課題は、経済を再生させることです。」とおっしゃいましたが、経済は、再生どころか大きく悪化しております。これでいいんでしょうか。二、三年我慢ということでこれは織り込み済みなのでしょうか。
○海江田委員 今私がお尋ねをしたのは、もう既に小泉内閣誕生をしましてから一年半たっているわけですから、この一年半も含めて、このままではいけないというふうに思っておるんですか、どうなんですか。このままではですね。
小泉内閣誕生直後のピーク、二〇〇一年五月七日の一万四千五百二十九円から見ますと、四割台も落ち込んでいるということでございますが、この事態をどういうふうに認識されておられるのか、竹中大臣にお伺いいたします。
○工藤委員 石原大臣のお考えはよくわかりましたけれども、昨年の小泉内閣誕生に対して国民の皆さんがどれほど期待感を持ったか、言うまでもないわけであります。
日本経済は、小泉内閣誕生以来、再生に向かうどころか、一貫して縮小し続けているではありませんか。先週末、株式、債券、円が反転上昇しました。しかし、実体経済は少しも良くなっていないどころか、昨年十—十二月期のGDPは前期比マイナス一・二%、三期連続のマイナスを記録しています。
見てみると、実は、昨年一月から四月の小泉内閣誕生まで信金、信組で破綻したのは五件なんですね。小泉内閣誕生後、ことし一月までで信金、信組の破綻は四十八件。だから、構造改革だ、不良債権処理だといって、どんどんどんどん信金、信組がつぶされてきたというのが現実の姿であり、それがまた地域経済の落ち込みというデフレスパイラルを加速するもとになっております。
小泉内閣誕生から更迭まで約十カ月、この十カ月、大変劇的な思いでいっぱいであろうかと思いますが、小泉首相はあなたから見てどのような人物であるかということも含めまして、この約十カ月の今の思いを、思いのたけをお話しいただければと思います。
不良債権は、昨年三月期と九月期、つまり小泉内閣誕生後わずか半年間で三兆円以上も増加したではありませんか。 当然です。強引な不良債権処理は、貸し渋り、貸しはがしを激化させ、倒産と失業を増やし、景気を悪くします。だから、処理しても処理しても、それ以上の新しい不良債権が生まれてくるのです。このことはやる前から分かっていたことです。 なぜこのような無謀なことをやるのか。
私は、民主党の北海道の代表をやっておりまして、小泉内閣誕生、そして参議院選挙、私も立場上、随分参議院の車に乗ったり街頭で演説をしてまいりました。まず最初に大臣の、この問題は非常に重要でありますから、改めて明確な考えを聞いておきたいと思います。
翻ってみますると、小泉内閣誕生に際しましては総裁予備選挙があったわけであります。この忙しい国会の中で予備選挙をやるというのは至難のわざであったわけでありますけれども、やはり内閣を変えなければ日本の国はよくならない、変革しないぞ、改革しないぞというその精神が最優先されたわけであります。