2010-05-18 第174回国会 衆議院 本会議 第29号
さらには、二五%削減目標達成のためのロードマップと評されて公表された小沢環境大臣試案に対しては、我が国を代表する研究者八名から、実名で、精査が必要で、国民に誤解を与える可能性があるという趣旨のアピールが、これまた文書で発表されました。
さらには、二五%削減目標達成のためのロードマップと評されて公表された小沢環境大臣試案に対しては、我が国を代表する研究者八名から、実名で、精査が必要で、国民に誤解を与える可能性があるという趣旨のアピールが、これまた文書で発表されました。
委員の各位におかれましては、三月三十一日の小沢環境大臣試案に取り上げられました私のモデルによる試算結果につきまして、いろいろな御質問があろうかと思っております。ただ、参考人としての陳述は、試算の経緯と私のモデルの基本的な考え方の説明にとどめまして、細かな数値等は、きょう配付しております資料、きょうの日付があります資料を参考にしていただければと思います。
あのとき、小沢環境大臣試案として四つほど出ておりますが、そのうちの一つ、私のモデルは、実は、中期目標検討委員会、それからタスクフォースで用いられた日経CGEモデルのデータとほとんど全く同じモデルでやっております。ただ、違うところは何かと申しますと、いわゆるダイナミックをどういう形で考えるか。リカーシブダイナミックというのは毎年毎年解いていくモデルでございます。
したがいまして、国会でも、国民生活や産業界、あるいは国民負担、そして真水はどうなるんだ、そういう質問をしてまいりましたが、小沢環境大臣試案という形で半年たってようやくそれが示されたわけであります。 そして、その試案の前提となりますモデルが伴先生のモデルです。モデルというのはもちろん限界があります。私ども国会議員がモデルの中身を議論するほど知識は持ち合わせておりません。
なお、小沢環境大臣試案の、二〇二〇年原子力発電稼働率八八%を目標とすることに経済産業大臣として無理があるとお考えなのであれば、適正と考える稼働率をお示しください。
さて、政府は、地球温暖化対策基本法案を国会に提出しながら、その前提となります今後の行程表、温暖化対策に係る中長期ロードマップ、議論のたたき台という、小沢環境大臣試案として、まことに中途半端な形で公表しています。この議論のたたき台には、風力発電、次のように記述されています。二〇二〇年の風力発電導入量については、二〇〇五年の百九万キロワットから千百三十一万キロワットに、十倍に増加させるとしています。
小沢環境大臣試案は、国内経済や雇用にプラスになるモデルだけを二つも紹介し、悪影響が出るという分析結果は一つも紹介をしておりません。非常に恣意的です。二五%削減が国民生活や企業の経済活動、雇用などにどのような影響を与えるか、十分な分析、検証は不可欠であるのに、このような試案しか持たず、法案を提出された感覚が、私にははかりかねます。 鳩山総理にお伺いします。