1976-02-13 第77回国会 衆議院 予算委員会 第12号
ちょうど日経の一月三十日の新聞記事の中で、「資金調達難の中堅企業支援を」というので小松通産次官が記者会見をしておるが、小松次官いわく、「「期待したよりも(景気回復は)はかばかしくない」と語り、景気の回復が足踏み状態にあるとの判断を明らかにした。
ちょうど日経の一月三十日の新聞記事の中で、「資金調達難の中堅企業支援を」というので小松通産次官が記者会見をしておるが、小松次官いわく、「「期待したよりも(景気回復は)はかばかしくない」と語り、景気の回復が足踏み状態にあるとの判断を明らかにした。
同じ反対でも、あなたの反対よりはもっと進んだ印象での取りまとめをしておるということについて大変驚いたわけでありますが、驚いたその上にさらに驚いたことは、その翌日の新聞に「大企業の中小企業分野進出 原状回復要請も」、これは小松通産次官が記者会見の席上でそのように発表しておるわけです。あなたの分野問題に対する取り扱いというか、考え方の中で、実効性のある答弁というものが一回もないのですね。
その上に、小松通産次官や宮崎経企庁次官は、赤字公債の発行を盛んにPRしておるのです。 これをまとめて申し上げると、三木内閣の経済政策を動かす人たちの頭の中は、すべてインフレのもとで低福祉、高負担という考えの持ち主ばかりだ、こう見なければならぬのであります。これでは三木さんがおっしゃった不公正の是正などというものじゃない、不公正促進内閣だ、こう言わなければならぬ。