1994-03-29 第129回国会 参議院 商工委員会 第1号
○真島一男君 今まではどちらかというとテキスタイルの広幅の織物を中心にしていたわけでございますが、小幅物の和装の業界というのは、これもなかなか厳しいというふうに耳に入ってくるのでございますが、どんな現状だというふうに理解したらよろしゅうございましょうか。
○真島一男君 今まではどちらかというとテキスタイルの広幅の織物を中心にしていたわけでございますが、小幅物の和装の業界というのは、これもなかなか厳しいというふうに耳に入ってくるのでございますが、どんな現状だというふうに理解したらよろしゅうございましょうか。
○林田悠紀夫君 それで、二国間の交渉の問題ですが、少なくも絹の小幅物だけでも、——これは日本の国内において着物として使うものですね。だから、そういうものだけでも絹織物の輸入を二国間で交渉して入れないようにするとか、何かそういう特別の措置を考えてもらいたいと思うんですが、いかがでしょう。
しかし、四、五年前の例の綿業会議へ参ったときも話したのですが、僕らは、日本の織物は小幅物が多いのだ、だから、織物はやはりあなたの国の方が先進だった。それは競争したって、世界市場に一つも心配することはないのだから、やはり日本の織物は織物で扱った方がいいでしょうと言ったのですけれども、向うはどうしても糸で出してくれ。
私も中小企業安定審議会の一人でございますが、最近行われました精麦業者の指定でございますけれども、精麦に対する問題、それからラムネ、石けん等の小幅物に対するそれぞれの業種指定並びに生産制限の法案が通りましたが、これあたりは消費の実態とマッチしない。小幅物にしても、最近売れなくなったというが、何が売れなくなったのか。どういうために消費者が買わなくなったのか。
そこで、一体一反幾らくらいの工賃がもらえるかというと、まあ木綿小幅物で五十円もらえたらいい方です。五十円から六十円。そこから女工哀史も出てくれば、あるいは労働基準法が守られないということも出てくるわけなんです。簡単に言っておきます。大臣ならおわかりでしょうから。それで手形も払えなければ、税金も納められないという結果が出てくるのです、頭が少いから。
その自己負担の場合、今単位からとるとおっしゃいましたが、大体想像して、綿だったら小幅物一反、毛だったら五十六インチ幅物で一メートルというのが基準でございますが、これかないしは五十メートル巻のもの一本という単位にして幾ら、こういうことになると思いますが、それを大体ここで発表してもらいたい。それでないと、これは事実実行に移さなければならないのですからね。
大体小幅物一反について五円くらいということになっておったようでございますが、そういう腹があるかないか。ここの答えいかん。御承知の意匠センターの方に去年まで一円ずつ出しておりましたね。ことし三円出してくれということで、とんでもない話だということになった。双方歩み寄りをして二円になったことを、あなたよく御存じでしょう。それに一体幾ら追い打ちをかけるのですか、それを聞きたい。
ことに広幅の輸出物については、一応の理屈がつきますが、小幅物の処置については、理屈をつけることもなかなか容易でないような格好であります。そうかといって、小幅物をほうっておくわけにいかぬと思いますから、何らかの処置をしたいと思います。また業者にこれを始末する力が現在ないということも事実であります。十分そういう事実を認識しました上で、適当な方策を講じたい。