1957-06-10 第26回国会 参議院 社会労働委員会 閉会後第1号
○説明員(小島三郎君) それではお答えいたします。ワクチンを使っていいか、使って悪いかという問題をお話するためには、どうしてもちょっとさかのぼらなければならぬのであります。どうでしょうか。
○説明員(小島三郎君) それではお答えいたします。ワクチンを使っていいか、使って悪いかという問題をお話するためには、どうしてもちょっとさかのぼらなければならぬのであります。どうでしょうか。
○説明員(小島三郎君) この際私ワクチンの前に一度皆様に……。
○説明員(小島三郎君) 私もう一ぺん申します。
多分二十三年と思いますが、この大豆粉中毒のときに、アメリカのサムス准将、それからあした出られる食品衛生調査会長の小島三郎先生、さらにこの研究室からブドウ球菌によって中毒が起ったのだということが新聞面に出まして、それで問題になったわけです。ブドウ球菌ならば衛生問題で片づけるものでございます。ですから配給はどんどんやってもいいということになってくるわけです。
小島三郎氏の二月二十六日のこの厚生大臣に対する回答によっても、慎重にイスランジャ黄変米につきなお研究を続けると、きわめて慎重な態度をとっておる。学者を代表してこれほど慎重な態度をとっておられるのですが、有毒にあらずというような頭に支配されて結論を出さぬということは、行政がめちゃくちゃですよ。そんな乱暴な御発言をなさるなら、厚生大臣から私は国会に対して責任ある答弁を求めなければならぬと思う。
○楠本説明員 これは厚生大臣の諮問機関でありまして、委員長が予防衛生研究所副所長小島三郎博士、それからさらにこれが多くの部会にわかれまして、委員総数は約五十名程度でございます。