1979-12-04 第90回国会 参議院 予算委員会 第1号
教育を徹底するためには、少数の小学級であればあるほど先生の考え方というものは児童あるいは生徒に徹底をするものであります。したがいまして、そういうことは一つ頭に入れていただいて……。
教育を徹底するためには、少数の小学級であればあるほど先生の考え方というものは児童あるいは生徒に徹底をするものであります。したがいまして、そういうことは一つ頭に入れていただいて……。
○齋藤(正)政府委員 一般的な学級編制につきましては、必ずしも過小学級のほうがいいということは教育上言えないのでありまして、四十五人の現行の法令によりまして、実態といたしましては三十五だ、あるいは中学校で三十九だとかいうのが実態でございます。平均的に見ますと。そしてまたこれは学問的左研究のものを見ましても、平均的に見ますならば過小なほど教育上いいという議論も成り立たないのであります。
たとえば東京のごとき、中央、千代田、ああいうところにおきましては過小学級であります。しかしながら、部分的には東京都といえどもすし詰め学級はありましょう、しかし、これは部分的な問題でございます。したがって、この問題の解決につきましては、さような措置で私は今後取り扱っていいと思うのであります。
○説明員(内藤誉三郎君) 三十一年度は教員一人当り三六・六一になっております、小学級の場合。中学校の場合が二九・八一です。
全國的に見まして四十四人になるのでありますが、いわゆる山間僻地の多い所では、三十人あるいは二十人というような小学級しか編成できない事情にあるのであります。五十人を標準とするところにむりがある。それで一・五でもむりがあるのを一・三五に切り下げたために、こういうような結果を招來したのであります。