2000-03-15 第147回国会 衆議院 文教委員会 第7号
職業の小学科ということまで含めると本当にさまざまな、いわば職種に対応したコースができて、これはまさに選別多様化教育を推進してきたと言っていいと思うのですが、これが今行き詰まりを来しているんじゃないかというふうに私は思わざるを得ないのです。 ちょっと一例を挙げますけれども、埼玉の普通科コース制というのは、その内容が貧弱だということで定員割れからさらに廃止へ追い込まれているということも聞いています。
職業の小学科ということまで含めると本当にさまざまな、いわば職種に対応したコースができて、これはまさに選別多様化教育を推進してきたと言っていいと思うのですが、これが今行き詰まりを来しているんじゃないかというふうに私は思わざるを得ないのです。 ちょっと一例を挙げますけれども、埼玉の普通科コース制というのは、その内容が貧弱だということで定員割れからさらに廃止へ追い込まれているということも聞いています。
それから、生徒が科目を選択するのではなくて、科目のまとまりであります系とか学系とかあるいは小学科を選択すると、このような形になっているところが違うわけでございます。それからまた総合選択制独自の科目、そういうものを特徴的に必修とするというものはございませんので、そこがまた総合学科と総合選択制の高校との違いでございます。
第三に、職業教育を主とする学科が、その小学科の数によって教職員定数の算定が補正され、そのため高等学校教育の多様化が一層推進される結果となっています。また、職業関係学科は、学級を班別に編成して、実習指導を行っているのが実情であることにかんがみ、小学科補正をやめ、実験実習補正による教職員定数の算定方式に改めることが適切と考えるのであります。
一つは、学科を小さく分けてしまいますというと、いま先ほどの先生の事例もそうだと思いますが、非常に特定の技能というものに結びついてまいりますから、産業構造の変化に伴いましてより柔軟に対応していくということがむずかしいということ、つまり小学科にしては困るということ。二番目の問題は、基礎的な教育が重視されていなかったということ。
第三に、職業教育を主とする学科について小学科補正をして教職員定数を算定している点であります。 すなわち、この方式は、高等学校教育の多様化を一そう推進することになります。さらに職業関係学科は学級を班別に編成して実習指導をしているのが実情でありますので、むしろ小学科補正をやめ、実験実習の補正による教職員定数の算定方式に改めることが適切であると考えます。
でございますから、御指摘のように、いかなる学科が具体的に展開するかというのは、いまお示しの学科設置基準の学科のところの農業等いろいろな大きなグループの中で、いろゆる小学科としてどういうものが出てくるか、またこの三項にございますように、このグループ以外にその他の専門学科というものがどういうふうになっていくかということ自体の問題でございまして、それが出てまいりましたときに、この財政保障の観点から、そのうちのどれかは