小売り指導価格を二百八十七円に上げたんでしょう。ここまで上げなくていいんですよ。二百八十七円に上げて計算したら——二百二十で、いまこの計算のようにことしの砂糖をトン当たり一万一千百十円で押えて、十五万七千九百円のてん菜糖をつくったとしたら、その差額は一トン当たり七万六千円、キロ当たり七十六円も出るんじゃないですか。それを七〇%糖価安定事業団が吸い上げる。三〇%といったら一キロ二十円ですよ。
美濃政市
○森説明員 現在の家庭用の小売り指導価格は、一応糖安法の関税を全面減免いたしまして、全部まけまして、大体安定上位価格の線に入っておるというのが現状でございますが、国際糖価ははるかにまたそれを上回る水準に高騰してしまったというのも事実でございます。
森整治
ただ、現在私ども指導しております大衆薬の価格抑制というのは、これはやはりメーカーを第一といたしまして、そのメーカーのいわゆる建て値、小売り指導価格、これは医療用の場合と違いまして、大体そのメーカーの建て値というものが一応小売り店における販売の基礎になっておるというような要素がございます。
松下廉蔵
○石母田委員 それでは小売り指導価格トン当たり千三百円の元売り価格は、一体幾らになっているのですか。
石母田達
従来どおり銘柄米を除く一ないし四等米をもって標準価格米原料に充てることとし、その小売り指導価格は、精米十キログラム当たり現行対比二百二十円引き上げを限度として都道府県別に定める。一般的、平均的には二百二十円引き上げる。ただし、地域によっていろいろ事情もありますので、個別に若干の差を設けるという考え方で、これからその内訳を決定するということにいたしております。
杉山克己
2としまして、普通米というのを新しく設けるわけでございまして、これは現在の小売り指導価格、乙地で千五百十円、甲地では千五百二十円、丙地では千五百円という価格で、いわゆる標準価格米として売られておりますが、それと同じ価格で普通米というものをつくりたいということで、その原料の玄米としまして指定銘柄米を除く四等米と五等米をこれに充てるということを考えておるわけでございます。
森整治