1981-06-03 第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
○今村政府委員 御指摘のように、愛知県の知事許可漁業であります小型汽船の底びき網漁業に対しましては、ポンプこぎ漁法によるアサリ漁を許可の制限条件で禁止をいたしております。しかし、その違反が少なくないのが現状でございます。
○今村政府委員 御指摘のように、愛知県の知事許可漁業であります小型汽船の底びき網漁業に対しましては、ポンプこぎ漁法によるアサリ漁を許可の制限条件で禁止をいたしております。しかし、その違反が少なくないのが現状でございます。
汽船の中で、五百トン以下の小型鋼船の占める海難率は約四五%、また保有隻数に対する小型汽船の海難発生率といいますか、これは約一〇%を示しております。一方、機帆船については、絶対数の減少と相まって海難自体も減少いたしております。海難の原因といたしましては、漁船につきましては機関故障が一番大きな原因でございまして、乗り上げ、衝突というような状況でございます。
もう一つ私どもといたしまして考えなければなりませんのは、国内航路をやつております小型汽船の問題でございます。小型汽船におきましてはむしろ非常に過剰でございまして、どうしても私どもの推定では二十五万重量トン余りのものが過剰である。しかもその大部分が戦時中につくりましたいわゆるE型戦標船、これはいかにうまく運航いたしましても採算のとれない船であります。
大型船もそうでございますし、小型汽船、それから機帆船等もすべて門司付近が中心になつております。従つて行政効果を上げます上におきまして、門司に海運局を置くのが一番適当である、かような見地から置いておるのであります。
他は内航課、これは主として内地沿岸を動いておりまする小型汽船ならび機帆船を対象としての仕事、そのほかに定期船課というのがございまして、これは内地沿岸の旅客定期航路を対象にした行政をやつておるのでございます。現在私どもの所管しておりまするおもな事項につきましては、お手元に配付いたしておりまする資料の中に掲げてございますので、これに従いまして簡単に御説明申し上げたいと思います。
によつて決定をいたしまして、十ハ年に着手をしましたが、その後いろいろな事情により、又台風の被害等によりまして工車が少しく遅れたのでありまするが、おおむね昭和二十三年から石炭の輸送を開始いたしましたところ、最近に至りまして石炭の機帆船によるもの、或いは曳かれ船によつて輸送が相当殖えて参りまして、目下月七、八万程度だと思いますが、その程度をあすこから輸出いたしておるような状況でございまして、最近には小型汽船
ことに最近海上保安庁関係の増強、また船腹の増強、外航配船の船腹増強のみならず、内航配船の船腹の増強といいますか、船舶の活発なる動き、またこれに関連する機帆船その他の船の乗組み、小型汽船の活発なる活動というようなことを考え合せ、また一面船員という特殊な技術を有する特殊の職種、しかも船員の募集地域の従来のいろいろな行きがかりといいますか、因縁といいますか、歴史といいますか、そういう関係を思い当りますと、
これから時日もあまりないことであるが、勧告を誠実に守らなければならない義務がありますので、全部を取上げることは容易でないとしても、本委員会において、いわゆる資源の調査に関する問題、あるいは漁業安定に関する問題を強く取上げている以上は、この二つの面からも今度の小型汽船底びき網の問題、その他最も急を要する問題等は取上げて——五月であろうと思いますけれども、再開さるべきそのときは、具体案を実施に移すということこそ
一、西之表港、本港は種子島西北岸にありまして、海湾の形態を整え、小型汽船の出入し得る本島唯一の良港でありまして、内港は面積六万五千平方メートル、水深は干潮面三メートルにして、最大一千トン級船舶は満潮時を見はからい出入し、機帆船及び漁船の出入も頻繁でありまして、本土との交通、物資の移出入及び漁獲物の陸揚げは、ほとんど本港により行われている。外港としては大型船舶、漁船の避難等にも相当利用されている。
昨年度の内航の荷動きは、小型汽船をも含めてでございますが百三十万トン、大型汽船では百三十五万トン、従つて大型汽船では百十万トンから百五十万トン連んでおつたのでございます。それにはまだ達していない、かように考えておるのであります。
なお汽船の点につきましてはまつたく御指摘の通りでございますので、本年度も予算を少しもらいまして、各税関に一隻ずつ小型汽船をつくりまして配置いたします。しかし一隻ではとうてい不十分でございますので、今後さらに予算措置等をとりまして、適切な、速力の早い舟艇をでき得る限り整備して行くように努力いたしたい、かように考えておるのでございます。
請願第九百四十六号、掛塚燈台移設に関する請願、請願の要旨は、靜岡県天龍川のデルタにある掛塚燈台附近の砂防林が燈台の光を遮るとの理由で当局より伐採を要求されているが、砂防林は附近の四百町歩の耕地を荒廃より免れしめており、燈台は現在千メートル以上は内陸して、これを目標に遠州灘を東航する小型汽船は、デルタの先端に坐洲する等却つて遭難を誘致するので、燈台を適当な位置に移設すべきであると言うのであります。
請願第九四六号、掛塚燈台移設に関する宇請願、請願の要旨は静岡県天龍川のデルタにある掛塚燈台附近の砂防林が燈台の光をさえぎるとの理由で当局より伐採を要求しているが、この砂防林に四百町歩の耕地を荒廃より免れしめておるのみならず、デルタの土砂堆積によりこの燈台は現在では一千メートル以上も内陸しており、これを目標に遠州灘を東航する小型汽船はデルタの先端に座洲する等、却つて遭難を誘致するので、適当な箇所に移転
そこに国家機関として運営会が、そういう外航を独占してやるという面がどうかというふうな議論もあるわけでございまするけれども、私どもとしてはすでに船腹過剩ということは、政府で統制する時代が過ぎたのだろうというふうな それから小型汽船は、昨年の九月にはずされましたが、これは非常に苦しい状態にありまするけれども、まあ何とか各会社とも死なずにはやつて行けるようでございます。
本港は、阪神高知間定期航路の寄港地でありまして、陸上交通の不便な四国東部の重要港でありますが、本港の港口には暗礁が存在いたしまして、小型汽船の入出港さえも不可能な状態でございます。このためにきわめて危険なる荷役を行つております。これを救済するために、暗礁除去の必要が認められますので、これを昭和二十五年度において実施すべく、予算を計上して目下折衝中でございます。
○福島説明員 時期は、運賃だけを考えますれば、鉄道を上げて船を下げるという荒療治をすれば、これはある程度まで行きますけれども、実情から申しますと、運輸審議会では鉄道を八割とか九割とか、小型汽船が九割五分とかいうようなお考えがあるようであります。そうすると、そのお考えから行きますと、今の均衡を保つという方はますます不均衡になるので、はなはだおかしいぐあいなんです。
もう一つその場合において、私は海運の方と特に関係が深いので申し上げますが、今日小型汽船、機帆船等の運賃が、石炭その他のいわゆる生産コストから見まして、運賃を上げていただくか、あるいは何かほかの補給金——補給金はとうてい困難でしようが、何かしてもらわないと、今のままでは自滅する状態にあるのです。
海域には各種魚族が集散する日本唯一の金華山漁場がありまして、漁船最も多く、かつ海洋沖合には大型、小型汽船の航行が頻繁なる地岬であります。しかるにこの大須岬は、到るところに暗礁が点在しておりますので、風濤または濃霧の際には、出漁船及び沖合航行汽船が針路を誤りまして、座礁し難波船となり、当岬に避難し來るものが多々あるのであります。