1987-07-30 第109回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
この沿岸小型捕鯨業につきましても、そのすべてを救うことは現在IWCで認められております各国のいわゆる生存捕鯨との均衡から考えまして難しいかと思われるわけでございまして、その意味では、沿岸大型捕鯨はもとより沿岸小型捕鯨の一部につきましても操業できなくなるものが出るわけでございます。
この沿岸小型捕鯨業につきましても、そのすべてを救うことは現在IWCで認められております各国のいわゆる生存捕鯨との均衡から考えまして難しいかと思われるわけでございまして、その意味では、沿岸大型捕鯨はもとより沿岸小型捕鯨の一部につきましても操業できなくなるものが出るわけでございます。
それから沿岸大型捕鯨業も沿岸小型捕鯨業も、いただいた資料によると沿岸大型捕鯨業では六十三年の四月、沿岸小型捕鯨では今年の十月以降は禁止というふうになって、これはもう日米間で禁止というのは了解されたことになっている。したがって沿岸捕鯨はこれをもって終わり、こういうふうに考えておられるわけですか。
○三治重信君 そうしますと、何というんですか、沿岸大型捕鯨業に従事しておる二百五十一人、それから沿岸小型捕鯨業に従事している八十九人という者のこういう問題、失業問題やら転職問題が生ずるのですが、これに対する水産庁の、またこれは従業員ばかりでなくて業者の方も転業なり何なりがあるわけですが、総合的にどういうふうな対策を考えているか。
○谷垣委員 もう時間が余りありませんので、小型捕鯨業については生存捕鯨への移行が認められるとしても、四月からIWCの開かれる六月までは操業を中断しなければならないことになりますから、その経営体あるいは従事者の救済措置をしっかりやっていただきたい。
科学委員会の中に分科会を設けて来年の総会に報告されることとなっておりますが、小型捕鯨業の和田町でありますとか鮎川でありますとか釧路、網走にとっては存亡の危機となったのであります。次期総会までその結論が保留されることで、来漁期の四月、五月、六月は確実に漁ができないことになったわけでありますが、この点は早急に対策を講じなければならない問題であるというふうに考えます。
また、我が国の小型捕鯨業の一部を生存捕鯨として認知することを求めたことにつきましては、厳しい事態ではありましたが、継続審議となり、今回これが全く否定される事態となることは阻止し得たと考えております。 今後の方針については、非常に厳しい事態であることは認識しておりますが、調査の実施及び生存捕鯨の実現に向けて努力してまいる所存でございます。
先ほど遠洋漁業の小計は二・一%と申し上げたのでありますが、その内容といたしましては、小型捕鯨業が約四一%と見ております。それから以西の機船底びき網漁業が一・一%、それからかつお・まぐろ漁業が四・二%、それから鮭鱒流し網漁業が二八一八%となつておりまして、母船式鮭鱒あるいは母船式まぐろ、大型捕鯨、以西トロール、母船式鯨漁業等はいまだ納付になつていない状況であります。
母船式漁業取締規則、指定遠洋漁業取締規則、小型捕鯨業取締規則、漁船の船数制限、沿岸捕鯨ひげ鯨の漁期へ小笠原捕鯨ひげ鯨の漁期、汽船捕鯨取締規則第十五條の規定による汽船捕鯨業を禁止する鯨の種類に関する件、以上の七つの法令があります。