1977-10-11 第82回国会 衆議院 予算委員会 第2号
しかもこの覇権反対は、後でも小坂発言に出てまいりまするけれども、この上海コミュニケでアメリカ自体が用いた言葉なんです。そのアメリカが用いたということをごまかして、これはアメリカも敵にしているのだと言って、ことさらに外務官僚が事実をひねくってこの外務委員会で発言をしている。こんなことが許されますか。国民を冒涜し、議会を冒涜している。どう思いますか一体。どう思いますか。
しかもこの覇権反対は、後でも小坂発言に出てまいりまするけれども、この上海コミュニケでアメリカ自体が用いた言葉なんです。そのアメリカが用いたということをごまかして、これはアメリカも敵にしているのだと言って、ことさらに外務官僚が事実をひねくってこの外務委員会で発言をしている。こんなことが許されますか。国民を冒涜し、議会を冒涜している。どう思いますか一体。どう思いますか。
そこで、小坂発言の提案について、その後厚生省と総理府との間には、いま御質問ありましたけれども、どのような検討をなされ、具体的にこれから改善策をどのようにとられるというお話をされたのかどうか。そんなことがあったのか、新聞では言ったけれども、厚生大臣と話があったのかなかったのか、こういうことをお聞きしたい。
私はこの小坂発言を新聞で拝見いたしまして、何と情けない大臣がおるものだ、何とまあめちゃくちゃな大臣がおるものだ、国会の権威を踏みにじることを平気でする大臣がおるものだと、実は心を寒くいたしたのでございます。
小坂発言と政府の態度は同じなのかどうか。その点をお伺いしたいと思います。