2008-03-31 第169回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
山形の朝日連峰を貫く真室川・小国線、ここはクマタカが生息していると、そこに幅員七メートルの舗装道路は要らないということで運動が起こって、高まって、この区間は中止に追い込まれましたけれども、既に移管された区間で崩落が続いていると。維持補修が町の財政を圧迫している実態です。
山形の朝日連峰を貫く真室川・小国線、ここはクマタカが生息していると、そこに幅員七メートルの舗装道路は要らないということで運動が起こって、高まって、この区間は中止に追い込まれましたけれども、既に移管された区間で崩落が続いていると。維持補修が町の財政を圧迫している実態です。
これは、実は我が大分県でも宇目小国線という大規模林道があって、そのデータ等々を林野庁に求めたけれども、言うならば、おたくの方でやりなさいという話の新聞記事を見て、私は愕然としたんです。これは地方の県にとっては大変大きな問題で、事実、そんなことがあったのかどうか、その点だけ確認したいと思います。
林野庁は昨年の十二月に、公団が建設を手がけてきた大規模林道のうち真室川・小国線の朝日—小国区間の事業中止を発表いたしました。計画策定から時間が経過した公共事業の必要性を見直すという時のアセスメントで不要と判断されたんだろうと思いますし、大規模林道計画が着工を中止されるのはこれが初めてのケースでございます。
これも、新聞にかつて大々的に報じられているわけでありますが、特に、真室川小国線。二十年かけて七十億円使った、細切れ林道しかできなかった、途中で中止になった。これはだれの責任になるのか、こういう話は。やはり、これはひとつ時間があればまた議論をしたいわけであります。これはどうなのですか。中止した事業の都道府県の負担金、受益者賦課金、こういうものはどうなるのですか。
この三区間とは、北海道の平取−えりも線の様似−えりも区間、山形県の真室川−小国線の朝日−小国区間、福島県の飯豊−檜枝岐線の山都区間です。この理由として高橋林野庁長官は、九月三日のこの決算委員会において、地域の実情を考慮してアセスメントの実施の結果等を見きわめることを告げております。しかし、このほかの区間についてはアセスメントの実施は必要ないのですか。
さらに、これは所管が違いますけれども、大規模林道で、山形県の真室川小国線、非常に急峻な山岳地でありますけれども、七六年に着工いたしまして、計画がちょうど二〇%ほど進みまして、距離にしましたら十四キロだそうでございますが、そこまではできておるのですけれども、九四年にこの事業は八〇%を残して中止をされておるわけです。
きょう取り上げたいのは、時間の関係もございますので、大規模林道の真室川小国線の朝日−小国区間のやり直し工事に絞って問題提起をしたいと思うのです。 林野庁は、昨年の九六年十二月二十日、公共事業の見直し検討委員会で、全国三十二の路線の大規模林道のうち、三区間、これを新規工事の休止を決めて他区間への重点投資をしたと我々は聞いておるわけであります。
ですから、もう少しルートを考えた方法もあるのではないかというふうなことで、先ほど御指摘の山形の朝日の小国線にしましても、地域としてまた新しいルートをどうしようかというふうなことで検討しておりますので、余りにも高所のところで無理のいくような計画は今後きちんと見直すという考え方、それは環境アセスもいろいろ入れますので、そういう方向で検討していきたいと思っております。
本年度に、真室川―小国線のうちの朝日―小国区間を含め、全国で三区間において必要な保全工事の実施の後、工事を休止することとしましたが、これは実施計画策定後の社会情勢の変化に対応しまして、事業の重点的実施を図り早期完成に資するという観点から、地域の実情を考慮し、アセスメントの実施の結果等を見きわめる必要がある区間、これを休止することとしたものでございます。
例えば、山形県真室川−小国線についてですが、そのうち朝日−小国区間は、磐梯朝日国立公園や自然環境保全地内を通過して、幅五メートルから七メートルの舗装道路で六十四キロメートルの大規模林道計画を進めてまいりました。 この地域は、年間の半分が雪に埋もれている日本でも有数の豪雪地帯であります。集落もない奥地に山村振興にもならない計画だ、こういうふうに地元ではおっしゃっております。
○政府委員(高橋勲君) 御指摘のように、大規模林道のうち、この真室川−小国線の中の朝日−小国区間、これを必要な保全工事は実施した後休止するということにしております。
私は、実は現地の方々に誘われまして、真室川小国線の現場を見てまいりました。当初、私ここに写真を持っておりますけれども、杉の植栽をやっているのですね。杉の植栽をやっておりますけれども、高さが八百メーター、九百メーター、千メーターという、そういう高い山だものですから、寒風被害、寒い風の被害を受けまして、杉がもう赤くなってしまっているのです。何というのですか、一種の凍傷みたいになっているのですね。
このような中で、御指摘にございましたように、真室川小国線の朝日-小国区間につきましては、本年六月に既設林道の改良計画区間付近におきましてクマタカの営巣木が発見されたわけでございますが、これにつきましては、子育てに影響を少なくするために、ダイナマイトの使用を控えるなど他の工法を採用することによりまして、必要な対策をとってまいったところでございます。
そこで今度は、環境庁長官にお待ちをいただいておりますので、お伺いをしたいと思うのですが、山形県内で計画されています大規模林道真室川小国線朝日-小国区間において、絶滅危惧種であるクマタカというのがあるのですが、クマタカの営巣地が発見されました。
それからまた、大規模林道宇目小国線等多数の路線を開設をしていますけれども、大変進捗状況がおくれているように感じております。ぜひこの進捗状況のおくれを取り戻してピッチを上げていただきたいということをお願いを申し上げます。また、開設進度をアップするためには工区をふやして両側から着工するとかそういうような手も考えていただきたいと思いますので、まずよろしくお願いいたします。
○福嶋説明員 ただいま御指摘のありました大規模林道真室川―小国線の朝日―小国区間と申しますのは、山形県の小国町から長井市、白鷹町、それから朝日町に通ずる全長六十四キロの計画の大規模林道でございます。
○岩佐委員 次に、山形の問題ですが、山形県内で森林開発公団が建設中の大規模林道真室川―小国線が自然破壊などの点で問題になっています。この林道計画のうち、朝日町から小国町にかけては標高一千メートル前後の山の上を通っていく計画になっています。この地域は国立公園である朝日連峰に近く計画路線に接して県の指定する自然環境保全地域もあって、すぐれたブナ林が残されています。
使ってないのは氷見線だとか、岡多線だとか、小国線だとか、北松線だとか、事実上、実際に政策としてはいわゆる中止する。そうすると、それを中止するように指示をして、そしてむだ遣いできないように、いわゆる廃止するということが決まっているのに工事を継続させるというふうなことというのは、これはむだになるんでしょうね、大臣。
その六線の名前を申し上げますと、北海道の根北線、興浜線及び芦別線、関東地区におきましては武蔵野線、北陸地区では氷見線、九州の小国線でございます。そのほか調査線が十六線ございましたが、昨年鉄道建設審議会で御決定になりまして、うち十一線が三十五年度より着工線として指定を受けておるわけでございます。現在着工中の二十五線の総工事費は、概算でございますが千億でございます。
小国線ば直ちに着工するを適当と認めるが、経過地中、山岳部については技術的に検討を要するので継続して検討を行え、こういう線別になっております。
従いまして二十六線が着工線となるわけでありまして、その内容を念のため申し上げますと、着工線になりました十一線は、北から申しまして美幸線、芦別線、白糖線、鷹角線、生橋線、武蔵野線、根岸線、氷見線、神岡線、窪江線、小国線でございます。これに持ち越しております継続工事中の十五線が入りましたので、二十六線というものが鉄道建設付の工事費を消化いたします対象の線になるわけであります。
○權田政府委員 本年度工事しておりますものは十七線ございまして、そのうち大糸線と小国線が開通をいたしまして、十五線が本年度も工事し、来年度も継続工事になる。今年度の工事費は御承知の通り七十億でございます。
五月六日 桜島噴火予知観測所設置に関する陳情書 (第八五八 号) 北陸線木之本今庄間直通新線敷設に関する陳情 書外三件(第 九一三号) 東北本線電化に伴う電車区設置に関する陳情書 (第九一四号) 国鉄川越線電化促進に関する陳情書 (第九一五号) 小国線肥後小国隈府間鉄道敷設費国庫補助に関 する陳情書(第九一七 号) を本委員会に参考送付された。
最後は小国線と申しまして、これは九州の四角い11でございますが、大体まん中ぐらいにカッコで宮原と書いて、肥後小国と書いてございますが、それから隈府に至る鉄道でございまして、この地帯に九州を横断する路線を作りたい。
ところが、熊本の方のあの鉄道はどうですか、小国線は四十四キロあるところへ持ってきて、五十億の金を投じてやるというような、どうもそういうところは私は納得いかないのでありますが、運輸大臣の御所見を承わりたい。
ところが、熊本の方のあの小国線のごときは四十四キロの山脈重畳たるところの線に対して五十四億を投じておる。これはあまりに不公平じゃないかと私は言うのです。こういうふうなものは、権力の座にある人たちがこの敷設をきめるから、そういうことになる。私はそう思う。どうなんですか、それに対して答弁を要求します。