いまお答えありませんでしたけれども、そういう中での小名浜コンビナートの日本化成の役割りも非常に重要な中核的役割りだと思います。 また、小名浜港は重要港湾であって、昭和五十一年から五十五年まで、港湾整備五カ年計画が三百億円の事業規模で実施中であります。さらに、工業用水道事業も国の補助を受けて進められております。
また、その中で、小名浜コンビナートの中で日本化成はどういう役割りを果たしている企業か、明らかにしていただきたいと思います。
小名浜コンビナートで、福島県における公害のメッカでもあるわけです。しかも最近は富士興産の石油基地がここにできていて、海底にはパイプラインも三本も敷設されているという状態なんです。ですから荷役作業にしましても何に心しましても、気象関係の大変なデータが必要なわけです。それから小名浜測候所は公害のデータを常時六社に対して送っているわけです。もちろん漁業関係は、これは問い合わせがしょっちゅうであります。
この点の、小名浜コンビナートの造成の諸計画と、あれだけの敷地と建物を持っている工場を何らかの意味でコンビナート造成の、育成強化のために使わなければならぬというような意味での、そういうつまり内々の話があって、廃止に踏み切ったのだといううわさをずいぶん私たちは聞いておりますが、この点についてはどうなんですか。