1994-06-16 第129回国会 参議院 商工委員会 第6号
商社代表も御参加いただいた審議会の議論におきましては、小口需要分野につきましては、海外の諸国もそのような制度になっていますように、従来の枠組みを今後とも維持していくということが需要家利益の保護の観点から適当であるという結論をいただきまして、したがいまして、先ほど御指摘いただきましたように、他燃料との代替可能性がある、あるいはガス会社との価格交渉力が期待できるといったような大口需要部門について料金規制
商社代表も御参加いただいた審議会の議論におきましては、小口需要分野につきましては、海外の諸国もそのような制度になっていますように、従来の枠組みを今後とも維持していくということが需要家利益の保護の観点から適当であるという結論をいただきまして、したがいまして、先ほど御指摘いただきましたように、他燃料との代替可能性がある、あるいはガス会社との価格交渉力が期待できるといったような大口需要部門について料金規制
しかし、これらの産業ではなお自然独占性が強く残る分野もありまして、例えば電気における配電分野、都市ガスにおける小口需要分野、電気通信における市内分野などでありますけれども、ここでは規制を緩和・撤廃することは国民経済的に見て適当ではないと判断いたします。 ただし、この分野では従来の規制を存続するよりはインセンティブ規制を大胆に導入すべきであると思います。