1955-05-17 第22回国会 衆議院 商工委員会中小企業に関する小委員会 第1号
申し上げるまでもなく、小企業者は非常に金融に困っておる次第でございまして、特に保証関係で申し上げますると、全体の七〇%は二十万円以下の保証でございまして、この小口信用保険の保証保険の改善が要望通りに実現されるということになりますれば、全円の保証協会にとりましても非常に利益するところが多いのでございまして、これによって機能の発揮ということが考えられるのであります。
申し上げるまでもなく、小企業者は非常に金融に困っておる次第でございまして、特に保証関係で申し上げますると、全体の七〇%は二十万円以下の保証でございまして、この小口信用保険の保証保険の改善が要望通りに実現されるということになりますれば、全円の保証協会にとりましても非常に利益するところが多いのでございまして、これによって機能の発揮ということが考えられるのであります。
小口信用保険制度につきましては、関係方面の期待がはなはだ多く、信用保証協会と契約予算において承認を得ました三十六億円という契約限度をもつてしては不足を感ずるような状況に相なつて来ております。右契約によりまする融資の保証実績は、五月二百四十件、六月十九日までの通知受理で二百十四件となつておるような状況でございます。
そういう意味合いから今国会におきましてもあるいは協同組合の関係、小口信用保険の関係あるいは中小金融の、特に小口の手当あるいはまた大企業の下請に対する代金支払いの促進といつたようなことをいろいろと手配をしておるわけでございますが、さらにただいま御提案のこの案も、やはりそういつた意味で今後さらに予想されますような中小企業の困難な状況に対処する一つのりつぱな手であるというふうに考えておるわけでございます。
それと、これは大した問題じやありませんでしたが、長官から小口信用保険制度を今度創設せられるようでありますが、これに伴う新たなる資金源を何か考慮せられておるかどうか、今までの足らない資金の中から削られたのでは余り有難くないことになるかも知らんのでありますから、そこのところを一つ。
○豊田雅孝君 一応の御答弁はそうなのかも知らんですけれども、金融の実態を見ますと、金が借りやすい制度を作ればどうしても金が余計出て行くことになるのでありますから、どうしても資金源をこの際併せて考えておく必要があると思うのでありまして、従来からあり余つておる資金ならいいわけでありまするけれども、先ほどあれほど関係金融機関から詰つて来ていることを言われておるのでありまして、それだけにこの際折角いい小口信用保険制度
又中小企業特に小規模の企業に対する金融上、信用力の不足がしばしば痛感されますので、新たに信用補完の制度充実を図りますため、近く中小企業信用保険法の改正を提案するつもりでございまして、いわゆる小口信用保険といつたようなものを創設いたしたいと考えておる次第でございます。
そのために、まず今申しました金融の関係でも、財政資金だけにたよらないで、小規模の企業自体が銀行、相互銀行、金融公庫等からのもつと金を借りやすくするということのためには、信用保険の制度の樹立がぜひ必要であろう、こういうふうに考えまして、小口信用保険というものをやつてみたならばいかがかと思います。
また中小企業、特に小規模企業に対する金融上、信用力の不足がしばしば痛感されますので、新たに信用補完の制度充実をはかるために、小口信用保険というようなことを、近く中小企業信用保険法の改正として提案する予定に考えておるのでございます。
その一つは小口信用保険制度の実施であります。これについては現在いろいろ案が出ておるようでありますけれども、金額は千万円程度を一つの限度に考えられておるようですが、これは十万円ではやや少きに過ぎるのではないかと思いますので、二十万以下くらいのものを一応この小口の範囲に包含したらどうかと考えるのであります。