1952-01-23 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第6号
それから御承知のように今小切手認証制度が一つ最も非難されましたのは、大蔵省が各省をチエツクするという点にあつたわけであります。今の財政法、会計法の建前が各省の大臣が責任を持つてやる、予算の編成は大蔵大臣がやるけれども、執行は各省の大臣の責任であるというような、これは明治以来の一貫した建前でございまして、これは大蔵省と他の各省との権限の関係等も考慮してそういうふうになつておるわけであります。
それから御承知のように今小切手認証制度が一つ最も非難されましたのは、大蔵省が各省をチエツクするという点にあつたわけであります。今の財政法、会計法の建前が各省の大臣が責任を持つてやる、予算の編成は大蔵大臣がやるけれども、執行は各省の大臣の責任であるというような、これは明治以来の一貫した建前でございまして、これは大蔵省と他の各省との権限の関係等も考慮してそういうふうになつておるわけであります。
○菊川孝夫君 そこで、今チエツク・システムの問題について院長触れられましたが、今度の会計法の改正に当りましては、二十五條を削除になりまして、小切手の認証といいますか、小切手認証制度を廃止いたしますことになつて、小切手はどうしても事故が起きやすい、又聞違い等も割合に起きるのが多いと思うのでありますが、この二十五條を削除することによりまして小切手認証制度を廃止する。
これは終戦直後に小切手認証制度がございまして、各方面から、国会等におきましてもしばしば小切手認証の事務ということは徒らに煩瑣であるというような非難をこうむつておりましたので、廃止いたすものであります。 それからその次が二十九條の契約の條文でございますが、この二十九條は会計法におきましては契約につきまして、この二十九條の規定だけ一カ條ございます。それで以下は予算決算会計令において規定せられておる。