1973-02-27 第71回国会 衆議院 本会議 第11号
地方自治体病院は、地域住民の医療の確保とその向上をはかるための中核となるべきものとして、一般診療のほか、ガン、小児疾病、難病等の高度、先駆的医療、救急、僻地医療などの不採算医療、看護婦等の医療関係者の養成等を積極的に推進する役割りをになっておると考えております。
地方自治体病院は、地域住民の医療の確保とその向上をはかるための中核となるべきものとして、一般診療のほか、ガン、小児疾病、難病等の高度、先駆的医療、救急、僻地医療などの不採算医療、看護婦等の医療関係者の養成等を積極的に推進する役割りをになっておると考えております。
なお、社会的に強い要請のありますいわゆる難病対策といたしましては、スモン、べーチェット病等についての調査研究を積極的に行なうとともに、新たに腎不全対策を取り上げ、人工腎臓の整備、医療費の公費負担、専門技術者の養成を行なうほか、小児疾病として慢性腎炎・ネフローゼ、小児ぜんそく等の治療研究を行なうことにいたしておりまして、これらの経費として、三十四億三千余万円を計上いたしております。
二五ページの小児ガン等小児疾病対策でございますが、小児疾病対策につきましては、従前から未熟児等養育あるいは自閉症児養育、さらに小児ガンの治療及びこれらの医療機関といたしまして小児医療センターの整備を行なってきたところでございますが、四十七年度におきましては二十三億円を計上いたしまして、新しく慢性じん炎、ネフローゼ、小児ぜんそくにつきましても治療研究として取り上げることといたしたいと存じておりますし、
小児ガン等いわゆる小児疾患の疾病対策でございますが、小児疾病の対策といたしましては、従前から未熟児等養育それから自閉症児養育、さらに小児ガンの治療研究及びこれらの医療機関として小児医療センターの整備を行なってまいったところでございますが、四十七年度におきましては二十三億を計上いたしておりまして、前年度より七億円の増でございます。