1988-02-18 第112回国会 衆議院 予算委員会 第9号
これは私が言っているだけではありませんで、実はほかでもなく政府税調の小倉武一会長が言っておられます。ちょっと御紹介しますが、これはことし一月十日の朝日新聞のインタビューです。そこで記者の日本の税制は公平であるとお考えかという質問に対して、「あまり公平とは言えないでしょう。不公平が明瞭なのは、株でもうけた所得への課税」これを第一番目に挙げておられる。
これは私が言っているだけではありませんで、実はほかでもなく政府税調の小倉武一会長が言っておられます。ちょっと御紹介しますが、これはことし一月十日の朝日新聞のインタビューです。そこで記者の日本の税制は公平であるとお考えかという質問に対して、「あまり公平とは言えないでしょう。不公平が明瞭なのは、株でもうけた所得への課税」これを第一番目に挙げておられる。
臨調は、曲がりなりにも増税なき財政再建を堅持すべく政府に答申を提出しておりますが、大蔵大臣は本院予算委員会で、「答申は哲学を示したもので、最終決定は権威ある政府税制調査会の判断による」と答弁しており、また、政府税調の小倉武一会長は、増税なき財政再建は期待できないとの立場をしばしば発言しております。これはほんの一例にすぎません。
その農政の柱である農業基本法というものは今日もう改むべきであるということが農政審議会の小倉武一会長の発言の中にも出ておるわけでありますが、農業基本法をそういう形で見直さねばならぬ、改めねばならないという農林省の農業政策の政策立案の一番大切な機能を果たしておる審議会の会長のこの言というものをあなたはどう理解をし、農業基本法に対しては現在どう考えておるのか、その点を承りたいと思います。
「小倉武一会長は農林省OBらしく、タバコをくゆらせながら「こんどの答申は二・五だよ。値上げ賛成、反対各一に、引下げが〇・五だ」とポツリ。「よく読んでもらえば、答申は据置きにかたむいていることがわかるでしょう。」と静かにかんでふくめるように話した。」とあります。 これは小倉さん一体どういうことですか。
しかるに、昭和三十九年九月開催の米価審議会の小委員会は、小倉武一会長のもとでは、食管法の精神を無視じゅうりんし、理不尽にも生産者米価の算定基準に検討を加え、そこで出された案としては、要するに、生産者米価の算定は指数化方式を使いなさい、米価のワク外に特別の加算をしちやいかぬ、消費者米価はコスト価格にすべきだ、生産者米価と消費者米価は当然スライドされるべきだ、食管会計内で両米価の赤字の逆ざやを一般会計で