1969-08-05 第61回国会 衆議院 本会議 第74号
このときにあたり、小作官として小作問題を担当した君は、小作立法をはじめとする農地政策に真剣に取り組むとともに、争議の現場にもおもむき、その解決のために献身されました。零細農民を救おうとする君の旺盛な熱意は、立場を異にする農民運動家の心にも通じ、互いに助け合い、励まし合ったのでありまして、この小作官時代は、後年の坂田君を築く上にまことに意義深い時期であったと申せましょう。
このときにあたり、小作官として小作問題を担当した君は、小作立法をはじめとする農地政策に真剣に取り組むとともに、争議の現場にもおもむき、その解決のために献身されました。零細農民を救おうとする君の旺盛な熱意は、立場を異にする農民運動家の心にも通じ、互いに助け合い、励まし合ったのでありまして、この小作官時代は、後年の坂田君を築く上にまことに意義深い時期であったと申せましょう。
それから「フィリピンの労働事情」「フィリピンの経済開発」あるいは「フィリピンの土地制度と小作立法の展開」、それから「フィリピンの経済構造と労働構造」、こういうふうに、こういうものはもちろんほかにもないとは言いませんが、やはり現段階においていろいろな問題を、いろいろ総合した上でのこういう問題を一つ一つ取り上げて勉強をし、それを一つの本にまとめておる、これは直接には経済のいわゆる経済協力とか、あるいは貿易自体
それから農地法の方は、これまた御承知のように戦前は小作立法が非常にやかましくて、それと自作農創設と並び立法されたり、予算措置がとられたりした。それが戦後例の農地改革で自作農創設特別措置法ができた、これは二十一年です。それが改正になりまして、昭和二十七年の農地法というふうになっておるわけであります。従って発展過程から見まして、全く法律の体系が違う。