1965-05-12 第48回国会 衆議院 内閣委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
特に昭和三十年から三十一年にかけましては、集団的な小作地引き上げの問題が全国各地に起こったのでありますが、いずれも法律に違反し、きわめて不当な要求であったわけであります。
特に昭和三十年から三十一年にかけましては、集団的な小作地引き上げの問題が全国各地に起こったのでありますが、いずれも法律に違反し、きわめて不当な要求であったわけであります。
○中村(時)委員 そうするとそれを契機にいたしまして、しばらくたってから、御存じのように片一方は補償の要求、片一方は小作地の取り上げ、この小作地の取り上げの方は、集団的小作地引き上げの実態というものが農林省から発表されておりますが、そういういろいろなことがあって、その結果私ども香川県の現地に行って調停まで入ったわけです。そのときに農林委員会といたしまして、六月三日に決議いたしております。
この小作地引き上げの理由としましては、地主の自作を相当とする、また小作料の利回りが悪いという一般的抽象的なものが多いのでございますが、申請書にもそれが記載されておりますが、中には小作人が小作料を支払わない、小作人が無断転貸を行なっているという理由をあげたものもありましたが、調査の結果ほとんどそのような事実は認められなかったのでありまして、以上のような措置になりました。