1995-03-14 第132回国会 参議院 予算委員会 第13号
すなわち導入屋が暗躍しておったという報道がございます。これらの預金者の中にはは大な労働組合も入っております。二つ入っております。そういうことで、真偽のほどはどのようなものかということで私も唖然としたことは言えないわけでございますけれども、この預金の表には確かにその雑誌が辞いておる金額が間違いなく入っておるわけでございまして、その事実は符合しております。
すなわち導入屋が暗躍しておったという報道がございます。これらの預金者の中にはは大な労働組合も入っております。二つ入っております。そういうことで、真偽のほどはどのようなものかということで私も唖然としたことは言えないわけでございますけれども、この預金の表には確かにその雑誌が辞いておる金額が間違いなく入っておるわけでございまして、その事実は符合しております。
○説明員(四方修君) 通常、銀行の支店を舞台に導入預金が行なわれているというような情報を得ました場合の捜査のやり方といたしましては、先ほど詳しくは申し上げませんでしたけれども、先生御案内だと思いますが、導入預金といいますのは、金主がおりまして、これにいわゆる導入屋と呼ばれるようなブローカーが媒介をいたしまして銀行に預金をする。それで、一方で第三者が融資を受ける、こういう構成になるわけでございます。
○説明員(四方修君) 日本信託銀行川越支店の支店長が、金融業者、これは数名おるという風評でございましたけれども、そういうものから定期預金を昨年の夏ごろに相当額受け入れまして、それを、その預金を担保を取ることなく、先ほど申しましたいわゆる導入屋と呼ばれております金融ブローカーが媒介をいたしておりまして、そのブローカーの指定をいたしました不動産業者に対して融資をするという、先ほど申しました法律に反する行為
どういうことで事情を聴取したのかということでございますけれども、当時、日本信託銀行の川越支店において導入預金を受け入れておるという風評がございましたので、警視庁におきまして事情を聴取いたしたわけでございますが、その風評は、いわゆる導入屋というのがおりますけれども、一、二の導入屋と呼ばれるものがこの日本信託銀行の川越支店を舞台にして導入預金を行なっているという程度の風評でございまして、それに基づいて事情聴取等
○政府委員(澄田智君) いわゆる導入屋というものの実態につきましては、私ども金融機関の関係からある程度そういった事態等についての実例も見ているわけでありますが、法律的な導入についての刑事事件というようなもの、それから刑事事件に至らないが、しかし、導入のおそれのあるものというようなものの実態というのは、あるいは警察ないし司法当局のほうからお聞き願うほうがよろしいのではないかと思います。
これでコストが高い預金を集めますと、えてしていろいろなオーバーな融資が行なわれてくるし、それにからまって京阪神土地事件についてもごらんのとおりでございまして、ですから私がお伺いしたいのは、あなたのほうで掌握している導入、預金、導入屋の実態というものをひとつ聞かしてもらいたい。
先ほど来お話がございましたように、非常に複雑多岐にわたりまして、また山田のほかにも、導入屋といいますか、この間にいろいろと介在したブローカー的な者が多い。また、これの持っております子会社がいろいろたくさんある。それらと相互関連いたしまして、いろいろの事実があるのではないかということで、いずれ捜査当局の調べが終わりまして、いろいろ関係資料をまた見せていただくということも可能ではないか。
それから導入預金に対する裏金利の問題ですけれども、これは導入預金に対して日歩四銭五厘ないし七銭というものを支払っており、三カ月ごとに導入屋を通じて支払っておるようでありますが、それらの総額がどのくらいになるかということは、いま私報告を受けておりませんので、これは明らかにいたしておりません。
ただいまの御質問の件に関する導入預金で、これに導入預金を世話いたしましたいわゆる導入屋といいますかそういうブローカーは三名これを逮捕して、すでに検察庁のほうに送致をいたしております。
こういう問題について、これを一つの問題として深くやりますと、社会党は導入屋に対して肩を持っておるのではないかなんて言われるのもどうかと思いますから、そこのところは別に切り離して、この機会にもっと理論的な、そして今後の行政的なこと、そういうことについてあらためてお伺いします。
○平林委員 私は、この種の問題について、実際に銀行局長の言うように、悪質な導入預金者といいますか、導入屋というものに対しての態度は、あなたの言うとおりでいいと思うのです。しかし今度のように、あまり信用できないところの三輪という人のリストがもとで、そうしてそのために不当な損害を受けるというようなことは、何としても避けたほうがいいのじゃないか、避けるべきだ。
○平林委員 そこで悪質な導入屋とかあるいはそれを職業としておるような人たち、これを私どもは擁護したり、弁護したりする気持ちはありませんよ。それはあなたの言うとおり、基本的には通牒をこの間も出したでしょう。導入預金をそういうような批判があるから、これは今度の信用金庫だけではなくて、おそらくどこの都市銀行、中央銀行の中にもないとは言えないわけですね。
銀行の取り締まりという点で、最近別府の信用金庫の算入問題が起こったわけなんですが、これはわずか百万円程度の金の導入によって、三、四十万円をまた貸しして、利権屋や導入屋が問題を起こしておりますが、こういう大蔵省の通達も——何かちょっとそういうことが最近あったようにも聞いておるのですけれども、こういうような取り締まりというもの、あるいは監査といいますか、こういうものはどの程度に大蔵省として責任を持ち、やったらいいのか
○淡谷委員 また新しい言葉を一つ私は覚えましたか、導入屋というのとあなた方のように地位のある人が資金を導入するのとは違うのですね。あなたの下に導入屋と称する組織があってそれが動いているわけですか。
あなたから導入屋に手数料を払う。従って松江、山西、輿水の導入屋は預金した金とひもつきに融資が行われるということはわかります。しかし導入屋からあっせんしたところの、直接第一相互銀行へ金を持っていく預金者の方は、裏でひもつきで金が貸されていくということは知らずに第一相互銀行へ預ける、こういうことだけははっきり言えるのではないですか。
○奧村委員 しかしこの導入屋さんの持っておる金じゃないはずで、その導入屋さんがあっせんしてきたわけですね。そうすれば導入屋さんからあなたの方にもいつ幾日に預金者が何ぼくらい預金するのだ、それとひもつきでまた融資の話をする、そうなればこそあなたはそれを確認して、一判三分なり六分なり裏利を導入屋におやりになるのでしょう。そうすれば、大体いつ幾日に何口ということはわかる。
まず午前中のことに関連して伺いますが、あなたは、奧村委員の質問でしたか、どなたの質問でしたかに対して、導入屋の導入してくる利息は二分一厘ないし三分だと言っておられましたね。
○吉田(賢)委員 導入屋さんを通じて——今の場合直江ですが、この最も大口はだれとだれですか。貸し出したところの大口はだれとだれということはわかっておりますか。それとも、貸しについては貸付課長であった前田さんが御承知ですか。あるいはあなたはある程度おつかみになっておるのか、その辺についてはどうですか。
○渡部証人 そんな導入屋が入っておるとは私は考えられませんが、そこの役員から話があったのでありますが、そしてその貸付するについて預金をしていただいたわけでございますから、あとで預金したというわけじゃございません。
導入屋を通してどこの資金が大体出ておりましたでしょうか。
貸した形跡がないというあなたのさっきの御答弁でありますけれども、やはり資金繰りの忙しい第一相互は、こういう公金もつまみ抜き、あちらの遊金も導入屋に探させ等々いたしまして、そうして銀行にぶち込んで、銀行はこういうふうに流してしまったのではないだろうか、私どもはこういうふうに思われるのであります。
そういたしますると、第二の第一相互、第三の第一相互というような不良な銀行があって、それがまたこういう公金をねらって導入屋が暗躍して、その金をつまんできて、そうして相互銀行は東京では不良貸付をやっておる。それが回収できない。一方県財政の決算を見るならば、繰り越しでございます、七億円、十億円あるといってすっと通ってしまう。一体こんなばかなことでは財政の監督もくそもないのだが、その点は部長どうですか。
しかしながらただいま承わりますふうに、金融機関が預金集めにきゅうきゅうとしている、それからそれに対しての導入屋等がばっこするというような現状にかんがみまして、このたびの福岡県事件は大きな一つの示唆を与えるものでございますので、この際財務の規定全般について、帳簿組織からもいろいろ改革しようということで、行政部の方で研究しているのでございますが、もう少し速度を早めまして、この地方団体の財務の規定の改正すべきものがあれば
どういう動機からか詳しくはよく存じませんが、いずれにしても導入屋のばっこ、裏金利の莫大な金が裏から裏に流れていく。正直な国民が国民金融公庫や中小企業金融公庫から三十万や五十万借りるにも数ヵ月を要して、その上いろいろな経費が必要だというのです。国民はそれほどの目にあわされている。そうして、力のあるやつは裏でこういうことをする。国の金を預っておる出納長が違法でないからといって自由勝手に預託をする。
こういうことでありますから、よしんばいかに巧妙に導入屋の手を通じてこれがなされたといたしましても、非常な紊乱が背景をなしておるのじゃないかということを私どもは推定するわけでございます。そこでこれは一体出納長もあり、知事もあり、それからいずれ監査委員もあり、県議会もあるのですが、副知事というものは自分で直接県の公金の出納に関与するという機会が実際あるのでしょうか。
そこでそういった金が今度は導入屋の手を通じて何億も流されておるということになりましたならば、これは大へんなことだと認めます。もう希代の不祥事だと思う、地方財政の大不祥事です。地方財政だけではありません。
しかるところ、当委員会におきましても東京の第一相互銀行の財政経理の問題に関しまして、かつて質疑をしておったのでございますが、がぜん数日来紙上伝うるところによりますと、福岡県の副知事らがこの第一相互銀行に対して公金をやみ融資したとか、導入屋を通じて導入したとか伝えられ、また多額の裏金利と申しますか、そういった不正不当な金利が収受せられたという疑いをもって逮捕状の執行をせられ、あるいは執行せられる前に取調
○松平委員 私もそれは同感ですが、いろいろ導入屋なんかのはびこっておる現在の状況——今の浅草の中央信用組合の支店あたりがああいうごたごたを起すということを考えてみると、やはり商工中金の金がうまく流れていっていない、親銀行と子銀行といいますか、金融機関との間の連係がうまくついていないということが一つの原因じゃなかろうかと思うのです。
ところが町のうわさを聞くと、どんなことをやっても、しりは大蔵省が引き受けるのだから、ということで、相互銀行という看板を利用して、悪質な導入屋が相互銀行を利用しておるということも聞くのです。そこで、今回のこの事件については、これは他に影響をなるべく及ぼさないようにして、ある場合にはつぶれてもやむを得ない。零細な大衆の預金は、政府が何とか補償する方法を別途に構ずればいい。
御承知のように、導入預金というのはいろいろな形がありますが、特に第一相互銀行の場合には、債務者がいわば事実上の窓口になって導入金が入って、その債務者の先にはいわゆる導入屋と申しますか、ブローカーが若干名づいております。そのブローカーを通じて、ある債務者のあっせんによってさらにまた導入屋が入る。
信用組合は、それはそれで一応あれにいたしまして、金庫とか相互銀行にもこらいった問題が不幸にして起っておりますが、その最大の原因は、導入屋といいますか、ブローカー、これの暗躍にあると思う。これは局長さんもお認めになると思うのですが、同時にまた経営者が、たとえば信用組合にとっては、出資の十分の一を越して貸し出してはならぬという法律の規定があるにもかかわらず、これを越して貸しておる。
それを起ってから、今後も検査を厳重にいたします、導入屋の取締りもやりますといういつもの答弁を聞くのですが、それでは私は満足せぬと思うのです。