1947-07-30 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第3号
第三に御勅使用にと富士川との合流地附近、この地域は地下水が深く、いわゆる原七郷の乾燥地帶でありまして、これに早川上流野呂川の水を導入したいというのは地元民三百年來の願望であるようであります。
第三に御勅使用にと富士川との合流地附近、この地域は地下水が深く、いわゆる原七郷の乾燥地帶でありまして、これに早川上流野呂川の水を導入したいというのは地元民三百年來の願望であるようであります。
申すまでもなく、八千万の國民がわずか六百万町歩の耕地で生きていくためには、高度農業技術の導入、畜力、機械力と、あり余る人力を活用利用いたしまして、飛躍的大増産を企図せねばならぬのであります。
なお、供出問題に対して科学性を導入せよ、まつたく同感でありまして、今回農林省には統計調査局というものを設けまして、この統計調査局には、農林問題に関して権威ある近藤康男氏をその局長に推薦いたしまして、現在近藤康男氏の下において、科学技術を導入いたしましたわが國の農業統計というものに対して、そのスタートを切つているのでありまして、その成果に関しましては、ひとつごらんを願いたいと思うのであります。
かように申しまするゆえんのものは、さつまいもというものは、現在のごとき余肥の不足の時代でありましても、堆厩肥でよくこれを肥育させることができますし、反当收量におきましても、科学技術の導入によりまして、現在の平均收量三百貫に対しまして、五百貫ないし六百貫くらいの増收を招來し得られるということがはつきりしております。
一方遠洋漁業の方面については、私は必ずしも新しい資本の導入なり、新興の資本というものがこれに参加されることについては、これを極端に挑斥すべきものでもない。この部面においては相當いろいろの企業形態のものが出ていつて、そうしていかなる企業形態が適合するかを大いに研究をして、いはば切磋琢磨して、將來だんだんと日本の遠洋漁業の理想的な形態を拵え上げるという方面に進んでいつてよい。
從つて日本のかつお、まぐろ漁業なるものはもちろんやはり從來の漁夫の特殊な勘、いわゆる漁撈技術とか、そういうものを尊重すべきでありますけれども、これに對してなお科學的な、技術的な方法というものを大いに導入していくことが、結局日本のかつお、まぐろ漁業の水準を高めていくゆえんであろうと思います。
物價の下るのを待つて参りましたところの、大多数の正直者であるところの消費者は、國民の相当な数を占めておるのでありまして、今回の御施策が高物價の傾向を持ちましたときに、これはいつ頃までお待ちしたならば、いわゆる長期経済再建計画として、私共のこれから耐えて行きますところの高物價、物資の欠乏、食糧の欠配、遅配、その他のことがいつになりましたならば、明るい將來を見ることができるのでございましようか、殊に外資導入
次に實行組合、經營組合の小規模な勞力を組織した程度に止まらないで、他の大きな資本を導入して生産共同體の力強い施策を必要とする事はもちろん當然でありますが、この場合共同生産組織をどうして民主的組織ならしめるか、この頃民間商人が漁村に進出して、漁村の成長を妨げるようなことがかなり少くないのではないかと思いますので、無制限な轉換資本の漁業進出に對して、あくまで漁村の成長を育成しなければならない。
しかして、その基礎のもとにさらに貿易を再開し、外資を導入しようと試みておる。この実際の企図がここに現れておる。この点を述べるであろう。 実際上、このためには官僚統制を強化し、そうしてこれによつて、いよいよますます統制を強化しようとしておるのである。この点は、片山君が明らかにした通り、統制の責任は役人にありと言つておる。役人がもつような統制、いよいよますます官僚統制を強化せずして、何が來よう。
單にヨーロツパ諸國において行われておるような機械そのものを日本に導入しても、日本の農村に合うとは考えないのであります。我々といたしましては、あくまで日本の氣候、日本の風土、日本の耕地の面積、日本農民の特質等を勘案いたしまして、動力機械と畜力機械とをいかように噛み合せて行くかということについて、十分帆足君の御意見のように檢討して行きたいと考えております。
(拍手)この問題に対して、農家経済を安定せしめ、更には新たなる技術の導入を計画する意思が農林省にあられるか。農地改革は誠に結構でありますが、単なる農地改革だけでは、日本の農業経済の興隆、従つて迎えられる日本農村の民主化ということは不可能であります。農業の技術の改革を今日ほど私は必要とする時代はないと思う。