1947-10-11 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第26号
しかしながら將來自動車交通の使命が非常に大きくなるというような場合におきましては、あるいは一線路に二つのものを竝行的にやるというような事態もあるかもしれない。もつともその場合はやはりその地方とその企業との間に圓滿な話合いができた上でなければ、それは實施されないと思うのであります。
しかしながら將來自動車交通の使命が非常に大きくなるというような場合におきましては、あるいは一線路に二つのものを竝行的にやるというような事態もあるかもしれない。もつともその場合はやはりその地方とその企業との間に圓滿な話合いができた上でなければ、それは實施されないと思うのであります。
從來日本の道路は、いわゆる人が歩くとか馬が歩くとかいうような程度のものが基本でありますけれども、將來自動車が動くということになりますれば、自動車の型も大きくなりまするし、從つて道路の構造、修理等はこれと不可分的の関係にあると思いますので、只今御指摘のような道路行政に対する運輸交通の関心は非常に重要になると思うのであります。
またそういうふうなやり方では、將來自動車事業の發達ということはどうも望み得ない。こういうふうに考えるのであります。言うまでもなくかんじんの道路というものは地方廳が管理している。また田中政務次官は經濟の現段階において、資材の面で地方廳に委讓ができないと言うけれども、私は逆に經濟の現段階においてこそ地方廳に任せなければならぬ。早い話が、今自動車に最も必要な燃料、薪炭というものを地方廳がもつておる。