1949-04-27 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
先ほど青柳委員から御指摘になつたのでありますが、はたして健康保険の救い得なかつたものを將來生活保護法によつて救い得るかどうか。そこまで生活保護法が円滑に働き得るかどうかという懸念を持つておるのであります。今日までこの問題はたびたび話題になつておりまするが、要するに生活保護法の運用がかゆい所に手が届くというところまでは当然行き得ないし、行うべきものも案外行われておらなかつた。漏れがあつた。
先ほど青柳委員から御指摘になつたのでありますが、はたして健康保険の救い得なかつたものを將來生活保護法によつて救い得るかどうか。そこまで生活保護法が円滑に働き得るかどうかという懸念を持つておるのであります。今日までこの問題はたびたび話題になつておりまするが、要するに生活保護法の運用がかゆい所に手が届くというところまでは当然行き得ないし、行うべきものも案外行われておらなかつた。漏れがあつた。
尚將來生活保護法を改善する必要がありますれば、當然にその措置をお願いいたしたいと考えております。 第三に、全國立病院在院傷痍者に對する傷痍者の生活保護法による醫療扶助の適用という請願でございますが、生活保護法は生活困窮者のみに適用されるのでありまして、入院傷痍者に全面的に適用するということはできないわけでございます。併しながら現在のところでは、さしたる差支もないのではないかと考えております。
尚皇族の籍をお離れになる皇族については、將來生活が品位を保ちつつ行くように、これも十分な方途を講じて貰いたいということが、大體の大多數の方の發言の中に含まれておつたと存じます、極く簡單でございますが……。