1947-07-07 第1回国会 参議院 本会議 第13号
無論観光の仕事は運輸省ばかりでなく、厚生省、内務省、文部省の関係がございまして、この頃屡々四相会談を開きまして、この観光事業に対する民間のそれぞれの関係團体と共に研究いたしておる次第でございまして、或いは観光局を作るか、或いは観光院というようなものを作りまして、将來我が國のこの観光の仕事を世界に紹介するということは、非常に必要だと存ずるのであります。併せてお答えを申上げて置きます。(拍手)
無論観光の仕事は運輸省ばかりでなく、厚生省、内務省、文部省の関係がございまして、この頃屡々四相会談を開きまして、この観光事業に対する民間のそれぞれの関係團体と共に研究いたしておる次第でございまして、或いは観光局を作るか、或いは観光院というようなものを作りまして、将來我が國のこの観光の仕事を世界に紹介するということは、非常に必要だと存ずるのであります。併せてお答えを申上げて置きます。(拍手)
次に暴力政治云々といわれたのは、今日尚そういう危險があつていわれたのであるかどうかという御質問でありますが、今日直ちに暴力によつて政変を起そうとする勢力があるとは考えられないのでありますけれども、民主主義をこの際に徹底さすことなくしては、将來そういう暴力によつて政府を顛覆しよう、政権を獲得しようとする考え方が起るかもしれないということについて今の中に十分たる注意をして置かねばならんという心構であろうと
從つて今御質問の中にありましたドル資金を得る見地からも、南米向の輸出品を作るよう力を入れるべきであるかどうかという御質問、御趣旨極めて御尤もでございまして、将來南米向編輸出ができる状態に立ち至つたならば、大いにその方面に力を入れたいと、このように考えておる次第でございます。
これ将來どうしてもこれを並行して、昨日安本朝刊も御説明になつたのであるが、いわゆる陸運輸送が一億一千万トンに対して、海運輸送が漸く千六十万トンという御説明である。これはどうしても並行して機構の拡充をやつて、而して現在船が足りない。
この劣悪なる船舶を運用いたしまして、我が國に課されましたる重大なる運輸行政を展開して行きたいと思うのでありますが、それがためには船舶公團を作りまして新造船及び修理に全力を傾注いたしまして、その復興を図りますと共に、でき得るならば将來或いは外國船を傭船するとか、或いは力がありますればこれを買入れるとかということにいたしまして、我が國海運力の増強に邁進したいと思うのでございます。