2017-05-23 第193回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
五、専門職大学等が、社会人や専門高校卒業生等を含め、多様な進学者を幅広く受け入れる教育機関となるよう、体制の構築に努めること。また、社会・経済の急速な変化を受けて社会人の学び直しの必要性が高まっていることから、産業界・関係省庁等が連携して、社会人が働きながら学びやすい労働環境の整備に努めること。
五、専門職大学等が、社会人や専門高校卒業生等を含め、多様な進学者を幅広く受け入れる教育機関となるよう、体制の構築に努めること。また、社会・経済の急速な変化を受けて社会人の学び直しの必要性が高まっていることから、産業界・関係省庁等が連携して、社会人が働きながら学びやすい労働環境の整備に努めること。
そんなことも踏まえまして、文科省といたしましては、専門高校卒業生を対象とした入学定員枠の設定など、入学者選抜において多様な工夫を大学の方に判断してもらいたいということを促しております。今後も、やはり、大学におけるものづくりの教育を充実するという観点から、各大学の特色を生かした多様な取り組みが進められるように後押しをするよう考えてまいりたいと思っております。
次に、文部省関係では、公立高等学校の学区編成見直しのあり方、専門高校卒業生の大学入学特別選抜枠の拡充、養護教諭に係る定数配置基準の改善、公立学校施設の防災機能強化と補助基準、文化財保護行政における運用の見直し、国旗・国歌法の制定が教育現場に与えている影響などであります。 次に、自治省関係では、消防団員の処遇の改善、土地開発公社及び第三セクターの現況と自治体財政への影響などであります。
ですから、大学側が積極的に専門高校卒業生を入学させない限り人数が充足しないということが起こると思います。ですから、そういう意味で、多分、大学側はさらに真剣に専門高校の卒業生を入学させる努力を図っていくであろうと私は思っております。今高等教育局長より御説明申し上げましたように、文部省といたしましても、さまざまな手段で、専門高校の卒業生が入りやすくするという努力をいたしております。
また、学力検査につきましても、その大学の目的、特色、専門分野等の特性から見て適当と認められる場合には、普通教科の一部にかえて職業に関する教科を出題し、あるいは、数学、理科等の科目に職業に関する基礎的、基本的科目を加えて選択解答させることが望ましいということ、さらには、職業に関する科目の出題に当たっては、専門高校卒業生等が普通教育を主とする学科の卒業生に比べて不利にならないよう特に配慮するものとする旨
○政府委員(佐々木正峰君) 文部省では、御指摘の総合学科卒業生あるいは専門高校卒業生について、能力・適性等を多面的に評価する、そういう観点から選抜方法を工夫するなど受け入れに配慮するよう求めておるところでございます。
いかに育成していくか、そういう点から考えていきますと、今理工系離れとも言われておりますし、専門高校卒業生の中から本当にそういうスペシャリストが育っていく可能性は大いにあるわけでございます。それに対して、受け入れが余りにも微々としておると私は思いますね。 大学の数でいきましても、国立大学が九十八校、公立大学が五十三校、私立大学は四百二十五校あるわけでしょう。
この中で、特に、従来の職業高校という呼び名を専門高校と改めること、専門高校と産業界、大学及び地域社会との連携強化を図ること、三つ目に、社会の変化に対応した施設設備を充実すること、四番目に、専門高校卒業生を対象とした特別選抜の導入など、そのほかにもまだありますけれども、専門高校から大学への進学をするための方策を図るという提言が行われたところであります。
専門高校卒業生を対象といたしました推薦入学につきましては、八年度におきまして、百四大学百五十六学部が実施しているところでございます。