2017-04-10 第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
中でも、外交官にとっての語学力は、まさに委員御指摘のとおり、死活的に重要であり、専門語学及び英語の能力向上のため、研修の充実や専門性を考慮した人事配置を行ってきております。
中でも、外交官にとっての語学力は、まさに委員御指摘のとおり、死活的に重要であり、専門語学及び英語の能力向上のため、研修の充実や専門性を考慮した人事配置を行ってきております。
具体的には、専門語学及び世界で使われている英語、共通語として使われている英語の能力向上による発信力及び交渉力の強化、国際社会の諸問題の効果的な解決の基礎となる国際法素養の更なる習得、歴史的視点を持ち、日本と諸外国の双方をよく理解し、世界が日本を見る視点を分析するために必要だと思われる外交史の関係の知識の習得等を重点的に進めてまいっております。
従来から、外務研修所における研修、在外研修等を通じて、専門語学あるいは地域情勢等を学ぶ機会を設けているわけですが、管理職、通訳官、秘書、領事など、それぞれの職責に応じて専門性を高めるための研修もより充実させなければなりません。
○国務大臣(岸田文雄君) 外務省の在外研修の主要な目的の一つが専門語学の習得であります。そして、語学のレベルは、国際環境の変化あるいは専門性の深まり等によりまして絶えず高度化していると認識をしております。
この人材育成という点について、外務省におきましても、従来からこの研修、あるいはこの育成、努力をしている次第ではありますが、今日まで、例えば新入省員に対しましては、必要な国際法ですとかあるいは安全保障に関する知識ですとか、こうした業務に必要な知識の習得に努めてもらう、さらには二年から三年、在外勤務を経ることによって専門語学の習得に努めるですとか、あるいは赴任した地域の情勢についてしっかりと情報把握に努
そして、現実、こうした夫婦を赴任させるということになりますと、夫婦によって、年次ですとか職種、あるいは専門語学の問題で、同一時期に同一公館に配置することが困難であるという場合があります。特に小規模の公館においては、ポスト数自体が限られておりますので、同一公館に夫婦を配置することはなかなか容易ではありません。
在外公館を含む外務省の人事においては、各国との緊密で良好な関係を維持増進する上では各職員個人のレベルでの人脈形成も重要である等との観点から、各職員の専門語学を重視してきております。 しかし、同時に、各職員の専門語学のみで人事が決定されるべきではなく、各職員の研修語学にかかわらず、本人の能力、適性に応じ、適材適所の配置に努めてきているところです。
それだけに学校教育、殊に専門語学の研修の中において特殊語学における専門家養成というものを教育の段階から考えていかなければならない、そのようなことは頭にあることでありまして、御指摘については我々としても大切に受けとめさせていただきたいと思います。
しかし、大使以外のスタッフにつきまして本人の専門語学以外の国に赴任する場合、一週間とか二週間の研修があればいい方で、ほとんど研修が行われていないと聞いております。これでは現地の情報収集は非常に難しくなる。せめて二カ月なり三カ月なりの研修を設けるべきと思いますが、いかがでしょうか。
したがいまして、英、仏、独を除きましても八名の者がロシア語、スペイン語、中国語、アラビア語といった専門語学を研修いたしておるわけでございます。