1988-12-08 第113回国会 参議院 文教委員会 第10号
教員には、従来、教員としての使命感、人間愛とともに広い一般的教養、教科に関する専門的学力、教職専門的教養などが求められていますが、社会の変化、児童、生徒の変化などにかんがみ、これからの教員には従来重視されてきた教科の教授者としての役割だけでなく、学級、学年、学校の経営者としての役割、学級やクラブなどの集団のリーダーとしての役割、児童、生徒の手本としての役割、カウンセラーとしての役割など、多様な役割が
教員には、従来、教員としての使命感、人間愛とともに広い一般的教養、教科に関する専門的学力、教職専門的教養などが求められていますが、社会の変化、児童、生徒の変化などにかんがみ、これからの教員には従来重視されてきた教科の教授者としての役割だけでなく、学級、学年、学校の経営者としての役割、学級やクラブなどの集団のリーダーとしての役割、児童、生徒の手本としての役割、カウンセラーとしての役割など、多様な役割が
○政府委員(佐野文一郎君) 先ほどもお答え申し上げましたように、この既設の、現在の審査方針に基づいて設置をされております、東京学芸大学の大学院規程の「目的」の条文を見ますと、「東京学芸大学大学院は、学部における一般的並びに専門的教養の基礎のうえに広い視野に立って精深な学識を修め、理論と応用の研究能力及び教育実践の場における教育研究の推進者となる能力を養うことを目的とする。」と書いてございます。
東京学芸のその大学院規程の第一条には「学部における一般的並びに専門的教養の基礎のうえに広い視野に立って精深な学識を修め、理論と応用の研究能力及び教育実践の場における教育研究の推進者となる能力を養うことを目的とする。」と規定してございます。実際に修士論文をまとめるにつきましては、これは内規でございますけれども、その論文には教育の実験的、実証的な内容を含むということも要求しております。
現にこの審査方針のもとにおいて学芸大学の大学院あるいは大阪教育大学の大学院は設置をされておりますが、それぞれの大学院の目的を見ますと、東京学芸大学の場合には「学部における一般的並びに専門的教養の基礎のうえに、広い視野に立って精深な学識を修め、理論と応用の研究能力及び教育実践の場における教育研究の推進者となる能力を養うことを目的とする。」と書かれております。
○庄司委員 これは大学基準協会の決定ですと「修士課程にあっては学部における一般的並びに専門的教養の基礎の上に、広い視野に立って、専攻分野を研究し、精深な学識と研究能力とを養うことを目的とする。」こうありますね。 それから「博士課程にあっては独創的研究によって従来の学術水準に新しい知見を加え、文化の進展に寄与するとともに、専攻分野に関し研究を指導する能力を養うことを目的とする。」
○井内政府委員 ただいま御指摘のように、昭和二十四年の大学基準協会が決定しました大学院基準におきましては、修士の学位を与える課程、修士課程の規定の仕方といたしまして、「専門的教養の基礎の上に、広い視野に立って、精深な学識を修め、専門分野における理論と応用の研究能力」という表現を用い、博士の学位につきましては「専攻分野に関し研究を指導する能力を養うことを目的とする。」
そして大学基準協会の方の修士については、「修士の学位を与える課程は学部における一般的並びに専門的教養の基礎の上に、広い視野に立って、精深な学識を修め、専門分野における理論と応用の研究能力を養うことを目的とする。」こうなっているわけですね。
「修士の学位を与える課程は学部における一般的並びに専門的教養の基礎の上に、広い視野に立って、精深な学識を修め、専門分野における理論と応用の研究能力を養うことを目的とする。」というのが大学院基準の規定でございました。これも受けまして、省令の学位規則におきまして修士の学位につきましては省令においては次のような規定をいたしておりました。
○内藤誉三郎君 最近、教師聖職論というものが、新聞・放送界をにぎわしておりますが、私は教員というものは、知識や技術を切り売りする単なる労働者でもないし、また、専門的教養を必要とする専門職にとどまらず、親と同じように児童・生徒の生涯に重大な影響を与え、その子弟の運命を支配するのみならず、国の文化の進展にも偉大な貢献をするという意味で、使命感に燃えた誇りを持った教師であってほしいと思うんです。
○木島委員 終わりますけれども、大臣お聞きのとおり、私は、これを言っておることは、多分に専門的教養のほうに教員養成のウエートがずっと傾いているのです。しかし、それは大臣も御経験がおありかもしれませんけれども、やはり教育のしかたがうまい、へたということよりも、人間的魅力のある先生に多分に影響されますね。教育というものは、やはり教師と子供の間におけるところの影響ですね。
したがいまして、給与の一般的な大幅の改定をすることを示しておりますると同時に、高度の専門的教養を身につけました者に対する優遇措置を提案しておるのであります。このような観点は中教審の答申に示されておりまするが、これがわが国の教育改革を推進する一つの指針であると私は考えておりまするし、国民の御理解と御支持を得まして、今後この問題は段階的、継続的に推進をいたしてまいりたいと考えております。
看護婦、保健婦といったものを基礎資格とする資格取得の態様もございますし、あるいは学校において直接養護教育に関する専門的教養を中身として直接資格を取得する道もありますし、そういう資格取得の道からいたしましても複合的な形で、それから職務の態様にいたしましても、教育的配慮を頭に置きながら、養護をつかさどるというようなことから養護教諭という職名並びにその職務の態様が定められたもの、かように承知しております。
専門的教養をうんと身につける必要があるのではないか、大胆にそういうことを実行してはどうか、こういうように勧めるのですが、これは調査官制度を解消する、解決する一つの手ではないかと思うのですが、それはどうですか。
これが大学院基準の第一、趣旨というところには、「二 修士の学位を与える課程は学部に於ける一般的並びに専門的教養の基礎の上に、広い視野に立って、精深な学識を修め、専門分野における理論と応用の研究能力を養うことを目的とする。」、「三 博士の学位を与える課程は、独創的研究によって従来の学術水準に新しい知見を加え、文化の進展に寄与するとともに、専攻分野に関し研究を指導する能力を養うことを目的とする。」
「試補制カリキュラムの基本構想試案」「試補制のねらいは都道府県の試補に採用された者を対象として、これに期間一カ年の統合された研修を行ない、実施に即していっそう高い専門的教養を得させ、教員の資質を向上させるにある。」
三カ年間に専門教科の詰め込み教育をなすために、教養課程を大幅に圧縮し、教職課程も半分に押え、教員となるため最も必要なものを履修させずに学校の教師として送り出さんとしておりますが、これは、今日、大学で教職員はすべて養成され、他の社会の指導者となる人と共通な教養の上に、さらに教員として必要な専門的教養を加える方法によって教員を養成するという免許法の大原則を踏みにじり、免許制度を乱すものであります。
従って専門的教養を積むにふさわしく、なおかつ研究の自由を持っておりますところの大学であるとか、あるいは充実したところの教育機関においてこれを実施することが適当であろうと考えるのが、まずその第一の修正点の理由であります。
従って専門的教養を積むにふさわしく、なおかつ研究の自由を持っておりますところの大学であるとか、あるいは充実したところの教育機関においてこれを実施することが適当であろうと考えるのが、まずその第一の修正点の理由であるのであります。
それはこれらの業をやられる方々がすでこうした専門的教養を身につけていらっしゃることを証拠づけいうと、結局あんまとなるためのあんまの理論及び実技の修得が主になって参るわけでございます。
それで今後は教員の養成方面にいたしましても、社会科についての専門的教養を持つ教員を養成しなくてはならないという立場でもつて、教員養成の学府では、新しいそういう専門的教養を授ける学習をいたしておりますので、これからの先生には社会科担任としての十分の素養を持つた人が出るだろうと思います。