1968-05-10 第58回国会 参議院 大蔵委員会 第23号
ですから、これはどうなんですか大蔵大臣、私は、このままで非常にぬえ的な信用金庫というものを存続させるべきではなかった、しかし、いまこれを二つにしてはあまり急であるから、一応過渡的にはこれは存続するとしても、やっぱり将来の専門中小金融機関を整備するという方向からいけば、私は、やっぱりどこかでいろいろな混乱が起きるんじゃないか。
ですから、これはどうなんですか大蔵大臣、私は、このままで非常にぬえ的な信用金庫というものを存続させるべきではなかった、しかし、いまこれを二つにしてはあまり急であるから、一応過渡的にはこれは存続するとしても、やっぱり将来の専門中小金融機関を整備するという方向からいけば、私は、やっぱりどこかでいろいろな混乱が起きるんじゃないか。
さらにまた、相互、信用金庫等の専門中小金融機関は、往時の金融引き締め時にございましたようにコール市場で資金を不当に活用するというふうなことがないように、この辺の警戒をいたすというふうな手は、先ほど申しました関係方面と密接な連絡をとって打ってございまするが、しかし、時々刻々様相も変わりまするので、日銀、大蔵省、中小企業庁、通産省、この出先をもちまして、全国九地区にその責任者をもって構成いたしまする金融懇談会
政府におかれましても、この点は、いわゆる緊急総合対策のうちでも特に重視されまして、財政資金その他の配分をできるだけ厚くするという方向で、専門中小金融機関の活動に期待をされておりました。また各金融機関もその趣旨を体して、できるだけのことはやっているように思うのでございます。