1981-05-28 第94回国会 参議院 文教委員会 第14号
たとえば、具体的にはそういう方々が科目履修生なり、あるいは専科履修生として一定の単位を修得をしたというような場合であれば、やはり十分履修能力がある者というような判定もできるわけでございまして、そういう方々がさらに全科目を履修して大学卒業資格を得たいという際には、もちろん受け入れて、所定の単位を修得すれば卒業資格を認めるというようなことは当然考えられる事柄の一つではないかと、かように考えております。
たとえば、具体的にはそういう方々が科目履修生なり、あるいは専科履修生として一定の単位を修得をしたというような場合であれば、やはり十分履修能力がある者というような判定もできるわけでございまして、そういう方々がさらに全科目を履修して大学卒業資格を得たいという際には、もちろん受け入れて、所定の単位を修得すれば卒業資格を認めるというようなことは当然考えられる事柄の一つではないかと、かように考えております。
でございますから、やはり放送大学で教養学部——もちろん大学卒業の資格を取る者も来るかと思いますけれども、やはり専科履修生とか科目履修生というような方々も相当にこの放送大学の受講生として来ることも予想されるということでございまして、その点では、あるいは御指摘の点は、放送大学では必ずしも大学卒業資格を取るということに志向していないんではないかということを御指摘になっておられるのかとも思いますけれども、年齢層
なお、五千人の内訳は、ただいま私ども想定いたしておりますもので申し上げますと、全科履修生、つまり正規の大学の卒業を目指すということで全科目を履修する履修生が三分の二で約三千三百人、科月別の専科履修生と申しますか、特定の科目だけを受講したいということで履修する学生が残りの三分の一程度で約千七百名ということで構想をいたしております。
そうでございますが、御案内のように学生を受け入れる場合には、非常に大きなシェアを、いま御指摘の単位の取得を希望する科目とか、あるいは専科履修生のために割いている。つまり、先生御指摘の学校歴ではなくて学習歴が非常に高い、それも大学レベルの学習歴が非常に高いということを、結果としては放送大学そのものがやはり受けとめることになるというような形で私どもとしてはこの放送大学を考えているわけでございます。
○宮地政府委員 具体的な面接授業の実施のやり方、具体的な数字の根拠といいますか、それについての説明をという御質問かと思いますが、私どもといたしましては、先ほど申しましたように、一センターに所属する学生としては約五千人ということで想定をしておるわけでございますが、五千人の内訳といたしましては、全科履修生が約三分の二、科目専科履修生が約三分の一というようなことで約五千人ということを積算いたしております。
○宮地政府委員 御指摘のようなケースは、たとえば科目履修生でございますとか、あるいは専科履修生という形で十分受けとめられる、かように考えておるわけでございます。 なお、御指摘のたとえば高齢者でいわゆる高校卒でない方が入りたいという場合にも、具体的には私どもとしてはそれは受けとめるという考え方に立っているわけでございます。
しかし、放送大学とほかの大学とのいわゆる単位互換の場合を含めまして、ほかの大学の学生が放送大学の専科履修生や科目履修生として在籍するということは二重在籍とは考えられません。こういう形で他の大学の了解が得られるならば、他の大学の学生が放送大学に在籍をして勉強をするということは放送大学の側としてはむしろ望ましいことではないかと考えております。
科目履修生であるとかあるいは専科履修生の場合に、そういう演習や実験に関係のない、講義だけで構成されている科目だけをとろうという場合にはスクーリングを必要としませんけれども、いわば短大を卒業して放送大学に編入学をした方であっても、大学卒の資格を取ろうということであれば、恐らくはスクーリングを必要とすると考えます。