1996-05-07 第136回国会 参議院 地方行政委員会 第10号
また、来年秋に開場を控えております新国立劇場と地方公共団体が設置するオペラ劇場などの専用ホールとの連携も積極的に進めてまいりたいと考えております。
また、来年秋に開場を控えております新国立劇場と地方公共団体が設置するオペラ劇場などの専用ホールとの連携も積極的に進めてまいりたいと考えております。
一つには、ハード面の問題として目的別の専用ホールの比率が非常に小さい。大方の場合は多目的ホールであって、演劇にしましても音楽にしましても、本格的な舞台装置を必要とする舞台公演を上演することは事実上不可能に近いというような状態もお伺いしております。公共ホールの考え方が講堂から発展したもので、講演や式典を行うのが基本的な考え方というのが非常に大きかったんだと思うわけです。
そこで、例えばAという自治体には音楽専用ホールとか、Bという自治体では演劇専用ホールといった目的別ホールを、近隣自治体で事業を分担いたしまして、それをネットワークにして共有できるというようなことを今度つくっていただいたらどうかなというふうにも考えます。
ただ、今望まれているのはそれらではなくて、コンサートの専用ホールが欲しい、こういうようなことが大変多く望まれておりまして、現実に多くの市町村でそれぞれコンサートホールなり演劇ホールなど目的別のホールは今建設のラッシュにあるだろうというふうに思います。また、ソフトの面では、生活課題がそれぞれ大変多様化しております。