1957-05-18 第26回国会 衆議院 内閣委員会 第43号
大東亜戦争の公債はだめになりますし、封鎖貯金によって貨幣価値は暴落いたしまして、事実上その関係農民は全く生きていくことのできないような事態になったことがあるのです。従来施設があるから、既存の施設を活用してやっていくということは、これは基地の問題のみならず、経済的にもいいし、ものを行うには都合のいいことでしょう。
大東亜戦争の公債はだめになりますし、封鎖貯金によって貨幣価値は暴落いたしまして、事実上その関係農民は全く生きていくことのできないような事態になったことがあるのです。従来施設があるから、既存の施設を活用してやっていくということは、これは基地の問題のみならず、経済的にもいいし、ものを行うには都合のいいことでしょう。
そこでこの差額の七億は、郵便貯金の第二封鎖貯金六万口に充当するつもりであるということでありますが、これに対しては、先般社会党の同僚から、小口の零細な預金であるからして、これを保護しなくてはいかんという質問も出ておつたと思うのであります。
封鎖貯金と自由貯金との預入と拂いを差引いたものが結局大藏省預金部において新しく運用のできる資金になるのでありましで、單に先ほど申し上げました自由貯金のその金額のみをとらえることはできないのであります。