1947-10-28 第1回国会 衆議院 本会議 第50号 私はこの考え方の中に、封建時代百姓に対して斬捨御免的態度をもつて臨んだ惡代官的思想がなお尾を引いてかすかに流れているのではないかということを思うのであります。 農民は、今日の日本の産業の生産と食糧の事態がわれわれ農民に何を要求しておるのかを十分知つておるのであります。農民はその責任を果したいと考えておるのであります。だが百姓は、自分でつくつた米を動かせば食糧管理法違反で処罰せられる。 八百板正