2011-05-27 第177回国会 参議院 本会議 第18号
委員会におきましては、松本外務大臣に対し質疑を行うとともに、引渡し対象図書を閲覧するため宮内庁書陵部への視察を行ったほか、二名の参考人から意見を聴取いたしました。
委員会におきましては、松本外務大臣に対し質疑を行うとともに、引渡し対象図書を閲覧するため宮内庁書陵部への視察を行ったほか、二名の参考人から意見を聴取いたしました。
一つ目が、対象図書は日本国内よりも韓国国内で学術的に高く評価されている。二つ目としまして、二〇一〇年に決定された本件引き渡しには、日韓間の歴史及び文化交流の一層の促進という観点から象徴的な意味があるという御意見をいただきました。三点目といたしまして、韓国国内では引き渡しが肯定的に評価されている等の理由を挙げ、本協定に基づく引き渡しを肯定的に評価する意見が多く出されたということでございます。
他方、従軍慰安婦の方は、これは調べます対象図書が極めて広範にわたるということでございまして、そちらの方と松代の方との違いはそういうことでございます。