1985-05-29 第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第3号
朝鮮半島で南北両朝鮮の直接対話が始まったことは、その成否の見通しがなお立たないものの、アジアの緊張緩和にとって歓迎すべきことであり、日本は周辺関係国として対話促進の環境づくりに努力すべきことは言うまでもありません。我我は、一貫して朝鮮の自主的平和統一の実現を支持し、統一された政府との平和友好関係の確立を念願しています。しかし、現実には南北にそれぞれの政府が存在し、統一問題の見通しは立っていません。