1960-03-21 第34回国会 参議院 本会議 第12号
言論の自由、地租の軽減、対等条約のための闘争、ひんぴんたるデモンストレーションに対しまして、政府は十一月十日に、屋外集会及び列伍運動、すなわちデモの取締令を発したのであります。それはしかしながら、効果がございませんでした。集会や列伍運動で、警官隊との衝突が次から次へと起こったわけであります。
言論の自由、地租の軽減、対等条約のための闘争、ひんぴんたるデモンストレーションに対しまして、政府は十一月十日に、屋外集会及び列伍運動、すなわちデモの取締令を発したのであります。それはしかしながら、効果がございませんでした。集会や列伍運動で、警官隊との衝突が次から次へと起こったわけであります。
第二に、日米安全保障条約、行政協定は、対等者としての条約ではないというう」とでありますが、これは国会の承認を経てでき上つたものであつて、当時これが対等条約でないとして不安があつたとしたならば、国会は通過しなかつたはずであつたと思います。なおこの条約の改訂の必要があるかないか。この改訂は)現在、私はその必要を認めないのであります。
第十条の中国関係の権利の放棄でありまするが、これは具体的に言いますというと、北京最終議定書及びその附属書等から生ずる「特典及び特権を含む中国におけるすべての特殊の権利及び利益を放棄し、」こういうことでありまするが、これはいろいろな広汎な権利があると思うのですが、簡単に言うならば、従来言つておつた治外法権とか、或いは北京議定書に基く駐兵権とか、そういういわゆる不対等条約に基く一切の特権と、こういう意味