1990-10-25 第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第3号
○中山国務大臣 イラク・イラン戦争におきまして、当時の国連の安保理の状況はまだ米ソの対決状態にございまして、安全保障理事会が満場一致でイラク制裁の決議を行う、そのような状況に実はなっていなかったことは事実でございます。
○中山国務大臣 イラク・イラン戦争におきまして、当時の国連の安保理の状況はまだ米ソの対決状態にございまして、安全保障理事会が満場一致でイラク制裁の決議を行う、そのような状況に実はなっていなかったことは事実でございます。
○国務大臣(海部俊樹君) サミットに行きましては、地球的規模の問題で議論をいたしますけれども、平和と繁栄の問題がテーマになることは当然だと思いますし、また、東西の対決状態が次第に冷戦の発想を乗り越えつつあるという昨年来の欧州の変化を踏まえてのそれぞれの議論になろうと思います。
我が国の防衛力というのは、世界が力による対決状態のときにもそれに対してくみしたり、日本が力でもってお役に立っておりますというような、そういう思い上がった気持ちや能力があったわけではございません。
○国務大臣(中山太郎君) 重ねての御質問でございますが、私は率直に申し上げて、七〇年代の激しい対決の時代あるいは対話の時代、こういろいろ過程がございましたけれども、今日、かつて私どもが恐れたような激しいスーパーパワーの対決状態は停止状態に入りつつあるというふうには認識をいたしております。
特に、極めて厳しい対立状態であった米ソの軍事力を背景とした対決状態から、やがて、米ソ双方とも膨大な軍事費の負担というものが恐らく背景にあったのでございましょう、ソビエト、ロシアの方からは社会的に経済的な不安が起こってきた、つまり国民生活を支えるべき経済活動に破綻が出てきた。
決してそのような甘い認識ではなく、我々はやはりそうした風潮をさらに強めるためには、西側陣営と協力をいたしましてさらに対決状態を解き、対話状態へ大きく我々の路線を開く、こういうような気持ちが必要であろうと私は思います。 したがいまして、我が国の防衛に関しましても、私は、その予算は節度ある防衛費を今後私たちは求めていかなければならない、これが私の気持ちでございます。
○公述人(福山秀夫君) 早速いろいろジャーナリズムで取り上げられている取り上げられ方としましては、かつては兄弟国であったのが、その後全く対決状態になって、現在は友人関係に戻ったというふうな端的な言われ方をしているということじゃないかと思いますが、私も現在の到達状況というのは大まかに言えばそういうことではないか、そんなことを感じておるわけでございまして、何か中ソがまた一つの固まりになって同盟関係に入ったというようなことではないというふうに
それから、私が強調したもう一つの点は、さあニュージーランド、オーストラリアあるいはASEAN、それらの国々とそれからインドシナ三国との間に対決状態というものができては困る。これは政治体制がインドシナ三国とその他の国々との間は変わってきた。変わってきたけれども、それを乗り越えて共存の道というものを発見し得るはずだ。
たとえばでありますが、原子力発電の安全性と経済性、この点についてもこの国会論議がはっきりと対決状態で残っております。プルトニウムリサイクルの可否についてもそうであります。核燃料の供給問題についても、いまはアメリカ一辺倒の軽水炉をまさにトイレのないままつくっちゃって、しかも濃縮ウランしか使えない状態に追い込んでおりますが、こういう問題についても意見が大きく分かれます。
○永末委員 過般、北のほうの朝鮮民主主義人民共和国側が、アメリカとの間に平和条約を結んで、いままでのいわば対決状態を解消しよう、こういう用意がある旨の発表がされたと伝えられておりますけれども、外務大臣はこの北のほうの意思をどのように受け取っておられますか。
○渡部(一)委員 そうおっしゃるだろうと思いましたので、その次の質問をいたしますが、そこで、国際政治の中において一つの交渉なり二つの交渉は、次の波紋を呼ぶものでありますけれども、その波紋も今度の場合は、中国とソ連が大きく対決状態にあるときには、一つの政治効果を両者の関係において発揮するわけであります。これはもう当然のことであります。
○永末委員 いまヨーロッパのことを引き合いに出されましたが、最近のソ連のヨーロッパ外交というものは、少し前の状態と比べますときわめて変わっておる点が目につくのでありまして、それはすなわち現状の固定——冷戦時代を振り返りますと、ワルシャワ条約機構とNATOとが対決状態にあるということを前提の上にソ連外交が行なわれておったように思いますが、一昨年来特に昨年来の西ドイツとソ連との外交問題を見ますと、最近フルシチョフ
もちろん米中首脳会談におきましてはさまざまの議題が取り上げられたことと思いますが、そのおもなねらいは、これまできびしい対決状態を続けてきた米中関係に対話の道を開き、もって国際緊張の緩和の促進をはかるところにあったと考えます。
したがって、こういうふうな状況になってまいりますれば、たとえばいまも言及されましたが、一九五一年当時の朝鮮半島の状況などを想起しつつ、これ以上の対決状態が起こらないように、私はアメリカ側としても大いにその点は配慮あってしかるべきことである。また、さように考えつつあるのではないか。いま申しましたように、希望を込めてさように観察いたしております。
ことに、御承知のことと存じますけれども、万万一沖繩の県民の方々同士が、意見の食い違いから相対立、対決状態が激化いたしますと、これはほんとうに痛ましいことであると考えますので、具体的に申しますと、よく御承知の基地の第二ゲート周辺等につきまして、もしスト等になりました場合、あるいはピケの張られ方等について、これは先般のコザ事件等の経験にかんがみましても、予測を越えるような重大なことになってはたいへんなことであるということを
ですから、これはやっぱり世界のうちで一つの常に危険な地帯であることは間違いないが、このことによって、両方とも戦争に訴えてもという、アラブ連合にしても、あるいはイスラエルにしても、そこらまでのことは考えていないようでありますから、このことが直ちに戦闘に入るとは見ていないのですけれども、とにかくアラブ連合とイスラエルとの多年にわたる、ちょっと妥協の余地ない対決状態は、今後国連を中心として、われわれとしても