1962-08-21 第41回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
「平和の回復に伴いまして、賠償や連合国財産の補償その他の対外特殊債務の処理は、逐次その進捗を見つつあるので」「これらの賠償等特殊債務の処理に関する経理を一般会計と区分して明確にするため」ようございますか「賠償等特殊債務処理特別会計を設けること」にいたしましました。はっきりしているじゃありませんか。第一に書いてある、今言ったことは。明確ではございませんか。
「平和の回復に伴いまして、賠償や連合国財産の補償その他の対外特殊債務の処理は、逐次その進捗を見つつあるので」「これらの賠償等特殊債務の処理に関する経理を一般会計と区分して明確にするため」ようございますか「賠償等特殊債務処理特別会計を設けること」にいたしましました。はっきりしているじゃありませんか。第一に書いてある、今言ったことは。明確ではございませんか。
賠償等特殊債務処理特別会計の処理対象でございますところの賠償等特殊債務の範囲は、現行法によりまして、連合国に対するところの賠償、それから連合国財産の補償その他の対外特殊債務でございますが、カンボディアに対しまするところの無償の経済援助は、ラオスにおきますと同様に、同国がわが国に対しまして有しておりましたところの賠償請求権を放棄したことを考慮して行われる措置でございまして、賠償請求権の放棄がかりに行われなかったならば
さらに将来の財政計画を圧迫するとわれわれが考えられる防衛費であるとか賠償費であるとか対外特殊債務弁済についての問題であるとかいうものについての経費をどういうふうに計上しておるのであるか、これははっきりしておらないのであります。こういう点についての私は政府の明快なる御答弁を願いたいと思うのであります。
本案は、ビルマ、フィリピン等、旧連合国に対する賠償、旧連合国財産の補償、また本邦の戦争遂行によるタイ特別円、戦時クレーム等の損害補償及び債務、その他連合国軍隊による占領に関連して負担する放出物資代金等の債務など、対外特殊債務の処理が逐次その進捗を見つつある現状にかんがみまして、これらの賠償等特殊債務の処理に関する経理を明確にするとともに、その実施を円滑にするため、一般会計と区分して、新たに賠償等特殊債務処理特別会計
平和の回復に伴いまして、賠償や連合国財産の補償その他の対外特殊債務の処理は、外交交渉等の進展に応じ、逐次その処理の進捗がはかられている状況でありますが、政府は、このような状況にかんがみまして、これらの賠償等特殊債務の処理に関する経理を一般会計と区分して明確にするため、本法案をもって新たに賠償等特殊債務処理特別会計を設けようとするものであります。
すなわちこの特殊会計の処理対象は、一つは連合国に対する賠償、二つは連合国財産補償、三つはその他の対外特殊債務の三つに相なるわけであります。このうちその他の特殊債務、対外特殊債務はさらに次の三種のものに分けられます。第一は戦争の遂行の結果負担する債務であります。戦争の遂行の結果、たとえば軍事行動により中立国船舶を爆撃し、または中立国人に被害を加えたものに行うものであります。
平和の回復に伴いまして、賠償や連合国財産の補償その他の対外特殊債務の処理は、逐次その進捗をみつつあるのであります。特に賠償につきましては、昨年ビルマとの間に実施取極の締結をみるに至り、さらにその他の旧連合国との間におきましても外交交渉等の進展等に応じ、その処理の進捗がはかられている状況であります。
平和の回復に伴いまして、賠償や連合国財産の補償その他の対外特殊債務の処理は、逐次その進捗を見つつあるのであります。特に賠償につきましては、昨年ビルマとの間に実施取りきめの締結を見るに至り、さらにその他の旧連合国との間におきましても、外交交渉等の進展等に応じ、その処理の進捗がはかられている状況であります。