1981-04-07 第94回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
だから、この点は世界平和という立場から言うなら、外務省も、よそのことだというのでなしに、そういった誤った対外援助方針というのは、全体のアメリカの方針の中の一つですから、私は積極的にそういうことに対してやるべきじゃないというような意見は述べていいんじゃないかと思うのです。 そういうことを考えながら、実はこの間タンザニアのニエレレ大統領が見えましたね。
だから、この点は世界平和という立場から言うなら、外務省も、よそのことだというのでなしに、そういった誤った対外援助方針というのは、全体のアメリカの方針の中の一つですから、私は積極的にそういうことに対してやるべきじゃないというような意見は述べていいんじゃないかと思うのです。 そういうことを考えながら、実はこの間タンザニアのニエレレ大統領が見えましたね。
そこで対外援助方針の転換が始まったのだろう、こういうふうに考えておるわけですが、アメリカの今後の要求というのは、日本も対ソ戦略上西側の一員だと言っておるのだから、そういう対ソ戦略上の位置づけで対外援助もやってほしいのだという要求が今後強まってくるのではなかろうかということを私は心配しておるわけであります。
「対外援助方針逆もどり ひも付きやむなし」こういうふうに新聞で発表されているわけであります。 問題は、私が申し上げたいのは、いまの海外協力のわが国の方針というものは長期にわたって相手方から歓迎されるものだ、こういうふうに言いながら、昨年の十二月にそれに合意をしてそれに進もうとしながら、ちょっと石油危機で国際収支のバランスがくずれた、こういうようなことが起こると直ちにまたもとへ戻ってしまう。
この状態は、世界の世論から申しまして、世論の批判にいつまでも耐えられる状態ではないと思いますので、まず政府援助の増額ということ、そしてその質的——つまり条件の改善ということにつとめなければならぬということは、わが国の対外援助方針の大きな一つのこれからの道標にならなければならぬと考えておるわけでございます。
○星野力君 まず、外務大臣に政府の対外援助方針について二、三お聞きしたいと思います。 ことしの一月に、田中総理が、今後国際経済協力を政府主導型に切りかえていくということを言われましたが、政府主導型に変えていくということはどういうやり方をすることでしょうか、外務大臣にお聞きしたい。
○国務大臣(大平正芳君) 須藤さんの御暦間は、新聞の記事をごらんになって、あなた特有の判断をされているものと思うのですけれども、私は対外援助方針というのは、もうアメリカのほうできまっておりまして、そうしてそれの一環として各地域に行なわれておるわけでございまして、韓国の政情がこんとんとしているし、民政移管へスムーズにいかぬ事情であるから、援助政策を――対柳援助方針を変えるのだというようなことを伺っておりません
○佐多忠隆君 そうすると、防衛力増強によつて特に国際収支の問題がどうなるかというような点が重要な問題になると思うのですが、従つてそれに関連をして、千九百五十四、五年度の、一体アメリカの対外援助方針というようなものは、一般的にどういうふうに考えられておるのか。特にそれが極東に対してはどういうふうになり、更に日本に対してはそれをどういうふうに考えているのか。その辺の事情を一つ御説明願いたい。
一方、いわゆる経済援助は、米国の対外援助方針として漸減の傾向にあるようであります。技術援助は、後進国開発が主たる目的でありまするから、双方とも我が国といたしましてはこれを受ける公算は、全くないか、或いはありましても、極く少いと見るより仕方がないと考えられます。