2012-05-31 第180回国会 衆議院 憲法審査会 第6号
古いところでは、F15の対地攻撃機能及び空中給油装置は許されるのかどうかという議論がありました。少し近いところでは、大型ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」について、攻撃的空母ではないかとの指摘がありました。いずれも、みずからを厳しく律したものとして位置づけられると思います。 また、自衛隊については、海上自衛隊の対潜水艦戦能力と掃海能力は世界最高だと言われております。
古いところでは、F15の対地攻撃機能及び空中給油装置は許されるのかどうかという議論がありました。少し近いところでは、大型ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」について、攻撃的空母ではないかとの指摘がありました。いずれも、みずからを厳しく律したものとして位置づけられると思います。 また、自衛隊については、海上自衛隊の対潜水艦戦能力と掃海能力は世界最高だと言われております。
もう時間が余りないんですが、例えばF15を導入するときあるいはF4を採用するとき、私は昭和五十三年三月四日付の衆議院予算委員会要求資料というのを今手元に置いているんですが、その中で、例えばF15の場合、「ある程度の対地攻撃機能を付随的に併有しているが、空対地誘導弾や核爆撃のための装置あるいは地形の変化に対応しつつ低空から目標地点に侵入するための装置をとう載しておらず」云々とあります。
○東中委員 えらい三十年も昔の古いこととおっしゃいましたけれども、昭和五十三年の三月四日、衆議院予算委員会で、F15の対地攻撃機能及び空中給油装置についての政府の統一見解が出されました。その統一見解の中では、古いことをも引用してあるわけですが、その中に、昭和四十七年十一月七日の衆議院予算委員会における政府見解として、F4のときについての政府見解を引用しています。
しかしそれは、「航空自衛隊の有する支援戦闘機の数は、必ずしも十分でないので、これを補うため、要撃戦闘機は、付随的に対地攻撃機能を有することを必要とし、従来とも限定的ではあるが、この機能を維持して来たものである。」付随的で限定的であるから、そういう対地攻撃機能を限定的に持っておるということは、こればあるんだ。
○政府委員(矢崎新二君) F15につきましては、先ほど申し上げました五十三年の三月に御説明申し上げた内容にも触れておりますが、いわゆる爆撃計算装置、爆弾投下用計算装置というようなものをこれは持っておる航空機でございまして、そういった意味で性能が対地攻撃機能もあるわけでございますが、その標準的な戦闘武装といたしましては、F15の場合は、爆弾で申し上げますと五百ポンド爆弾を十二発でございますとか、それから
○峯山昭範君 もう一点だけ、これは防衛局長にお伺いしておきたいのですが、このF15の対地攻撃機能ですね、これが一番問題になるわけですが、空中給油の問題と絡んでの問題でございますが、この点はどの程度の能力があるのか、F4との比較もあわせて一遍御説明をお願いしたいと思います。
現実の問題として、これは昭和五十三年の三月四日の衆議院の予算委員会に提出した「F—15の対地攻撃機能及び空中給油装置について」という資料が私の手元に来ておりますけれども、この資料によりましても、これは最後の方——全部読んでいる時間がございませんので、最後の方ですが、「当面空中給油装置を使うことは考えていないが、将来の運用を配慮せずに現段階で同装置を取りはずしてしまうことは適当でないとの見地から、これを
昭和五十三年三月四日、政府が「F15の対地攻撃機能及び空中給油装置について」という見解を出されましたね。あの四項にF4ファントムの空中給油がちゃんと出ているんですよ。それで、わが国の領空ないし周辺において空中警戒待機、CAPですね、これはなかなか有効だと認めつつも、ファントムがわが国の主力戦闘機である期間においては、同装置、つまり空中給油装置は必要とは判断しない、こうなっているでしょう。
○塩田政府委員 F15導入の当時の文書にも、付随的に対地攻撃機能を持っていることは述べてありますし、先ほど来申し上げておりますように、その対地訓練につきましても私どもは訓練をしていくことがむしろ当然ではないかと思っております。
○塩田政府委員 先ほども申し上げましたけれども、五十三年三月四日の衆議院予算委員会に提出いたしました資料でも、「航空自衛隊の有する支援戦闘機の数は、必ずしも十分でないので、これを補うため、要撃戦闘機は、付随的に対地攻撃機能を有することを必要とし、従来とも限定的ではあるが、この機能を維持して来たものである。」
二番目のところの「F-15も、ある程度の対地攻撃機能を付随的に併有しているが、空対地誘導弾や核爆撃のための装置」などは搭載していないと、この個所をちょっと見ていただきたいんですがね。私どもの調査をしたところでは、F15の爆撃装置にはGWのモードがあって、誘導爆弾の使用が可能である。それから、空対地ミサイルもすでにAGM65アーベリックというパターンの実験を終えているんです。
そこで、時間が大変短うございますが、重点的に何点か承りたいのでありますが、ここに二カ所、「付随的に対地攻撃機能を有することを必要とし、」「ある程度の対地攻撃機能を付随的に併有している」、こういうふうに書いてあるのですが、これは全くそうじゃないのですね。しかもこの前の方に、核管制装置がついている、核爆弾をファントムは積めますから。さらにはブルパップという問題が出てくる。空対地のミサイルであります。
F−15の対地攻撃機能及び空中給油装置について 昭和五十三年三月四日 一 航空自衛隊の要撃戦闘機は、我が国を攻撃一するために侵入する他国の航空機を速やかに迎え撃つ要撃戦闘の機能を主たる機能とするものであり、このために必要とされる要撃性能としては、速力や上昇力はもちろん、旋回性能その他空対空戦闘のための性能が極めて重要なものとなつて来ている。
ただ、現在わが航空自衛隊が保持しておりますF4は、これはそういうものでございませんことは先生御承知のとおりでございますが、現在航空母艦に搭載しておりますF4は、なるほど要撃戦闘をいたしますけれども、同時に、完全なる対地攻撃機能を保有しております。
三番目には「F-15は、要撃性能に主眼がおかれた、専守防衛にふさわしい性格の戦闘機であり、その付随的に有する対地攻撃機能も限定的なものであること等から、他国に侵略的、攻撃的脅威を与えるようなものでないことは明らかであり、F-4の場合のような配慮を要するものではない。」と、わざわざF4との比較を提起しておられます。