1983-05-24 第98回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
本計画は、保安の確保と長期安定出炭を開発計画の前提として、新しい骨格構造の展開による対偶式通気の確立とパネル採掘の実現を図っておりまして、現段階の技術としては適当なものと考えております。 次に、埋蔵炭量について申し上げます。 地質的には地層の褶曲地帯でありまして、炭層の厚さにも非常に変化がございます。かつ、すでに採掘された区域の状況から見ましても断層も数多く存在することが想定されます。
本計画は、保安の確保と長期安定出炭を開発計画の前提として、新しい骨格構造の展開による対偶式通気の確立とパネル採掘の実現を図っておりまして、現段階の技術としては適当なものと考えております。 次に、埋蔵炭量について申し上げます。 地質的には地層の褶曲地帯でありまして、炭層の厚さにも非常に変化がございます。かつ、すでに採掘された区域の状況から見ましても断層も数多く存在することが想定されます。
ただ、ガスが多いだろうということは当然考えられたことでございまして、対偶式通気とか独立分流とか、こういうことは当然考えてしかるべきじゃなかったかという気はいたします。
○説明員(弓削田英一君) 新北部の開発計画等に関しまして、骨格構造の問題が実は出たわけでございますが、私どもは従来の骨格構造については、それなりの役割りは果たしてきたと、こういうことで評価はしているわけでありますが、今後の新北部の開発につきましては、より安全に、より安定的な生産体制を確保すると、こういう観点から、実は先生も御指摘ございましたように、新しい斜坑の掘進及び新立て坑の開削等によります対偶式通気
要するにそういう骨格坑道ができて、通気が対偶式になって切り羽が設定される、それにはどういう採掘方式かということは、その間に決定されるでありましょう。そういう判断に立つ場合にはリードタイムとしては長過ぎる、これは短縮することが可能であるということを指摘をしたという点について、まず御理解を願っておきたいと思うのです。私のそう言う意味について十分ひとつ御検討願わなければならないと思います。
そして通気体系というものを中央式から対偶式に切りかえていく。そうなってまいりますと、当然雇用の問題も違ってまいるわけでありますし、リードタイムも違ってくるわけですね。ですから、いま言ったように立て入れが直ちにかかることができる、西部を除いてできると仮定すれば、このリードタイムは大幅に縮まる、こう私は思うのでありますけれども、御認識ばいかがでしょうか。
そうすると、将来平安八尺層に一切り羽つなぐということはできますが、問題は新十尺層の開発をどうするか、いわゆる立て坑ができ、水平坑道ができて、完全な対偶式通気が完成した上に初めて開発し得るか、ここが問題だろうと思いますが、当然いままでの過去の実績、また昨年の災害、今後の保安というものを十分に考えるならば、やはり立て坑なり水平坑道を貫通させて対偶式通気経路というものを確立して初めてやるとするならば、先ほど
通気でありますが、通気は、こっちの二本の、昔ほこれは中央式を用いまして、片方は入気、片方は排気となっておりましたが、現在立て坑がここにありまして、この連絡坑道によりまして、二本の坑道ともに入気で、こういうところを洗ったものは全部こちらのほうを通りまして、こちらもこう通って、対偶式にいくようになっております。 この現場につきましてまた御説明を申し上げます。