1991-11-21 第122回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号
これがかつての、つい九月末のゴルバチョフに対するブッシュの核軍縮の呼びかけであって、一方的軍縮新提案であって、こういった形で恐らくこれからロシア共和国を軸に対ソ軍縮交渉、核軍縮交渉というのが進んでいくと思いますね。
これがかつての、つい九月末のゴルバチョフに対するブッシュの核軍縮の呼びかけであって、一方的軍縮新提案であって、こういった形で恐らくこれからロシア共和国を軸に対ソ軍縮交渉、核軍縮交渉というのが進んでいくと思いますね。
例えばヨーロッパ諸国、特に西独は、ソ連側との対話を積極的に推進し、金融協力を含む経済、貿易関係の拡大にも前向きの姿勢を示していますが、米国は対ソ軍縮交渉は継続するものの、ソ連の軍事力の増強や急速な経済力強化につながるような交流には消極的であると見られております。
○竹下内閣総理大臣 今度の国防報告が非常に興味を生んだといいますか、その一つは、いわゆる一九八九会計年度の米国防報告はカールッチ国防長官就任後初めての報告ということと、また、対ソ軍縮交渉を積極的に推進中のレーガン政権の任期からいえば最後のものとなるということで大変に関心を生じた、こう思うわけであります。
例えばこのSDIのレーガン構想というのは、ある面から言えば、これは選挙等もありましたけれども、まず強いアメリカのイメージの高揚をするとか、抑止力の向上、それから対ソ軍縮交渉を有利にするためのバーゲニングシップである。それから、アメリカを中心とした西側同盟の強化をする。もしこのSDIに同意しなければSDIの傘から外すというようなこと。それから、先端技術部門での優位、独占の確保、こういうような問題。