1986-11-20 第107回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
にも緊密にいきたい、あるいは米韓の関係については、米韓の安全の関係の体制を通じてアメリカは韓国をきちっと掌握しておきたい、それに加えて中国、政治的な思想、イデオロギーからいけば本来はソ連との兄弟関係にあるはずだけれども、中ソの激しい対立が起こり、あるいは国境の紛争事件があり、その後、ここ数年来改善の努力がなされておりますけれども、アメリカとすれば政治的にも軍事的にも日本、韓国、中国をつないだ形で対ソ包囲網
にも緊密にいきたい、あるいは米韓の関係については、米韓の安全の関係の体制を通じてアメリカは韓国をきちっと掌握しておきたい、それに加えて中国、政治的な思想、イデオロギーからいけば本来はソ連との兄弟関係にあるはずだけれども、中ソの激しい対立が起こり、あるいは国境の紛争事件があり、その後、ここ数年来改善の努力がなされておりますけれども、アメリカとすれば政治的にも軍事的にも日本、韓国、中国をつないだ形で対ソ包囲網
それから、ワインバーガー氏が言った対ソ包囲網をつくるのではないかというような御指摘でございますけれども、繰り返しますが、私たちは友好関係にある中国と意見交換することが必要だと思う観点から自主的に判断したものであって、対ソ包囲網をつくるとか、考えているとかということは一切ございません。
その三角関係にもう一つ中国の軍事関係が加わるということを想定するとすれば、これは一つの対ソ包囲網的意味を持ってくることになる。長官は、そういうような対ソ包囲網的米、日、韓、中というような関係を希望されますか。
アメリカはベトナム戦争終結に伴いまして対ソ戦略重点、対ソ包囲網の形成ということに非常に力を入れてきているわけであります。しかも、レーガン政権が登場いたしましてからは、対ソ勝利、多発報復、そういう戦略のもとでアジアを非常に重視している。そうしてアリューシャン海域あるいは日本海、さらにはオホーツク海におきましてたびたび大規模な演習を実施しているわけであります。
そうなると、中国の位置づけというのは対ソ包囲網というふうに位置づけてくることになるわけでありまして、いつからそういう外交方針をとることになったのですか。
そしてしかも「日米共同声明は中国、韓国との協力強化もうたっているが、ソ連はこれを北東アジア地域で「対ソ包囲網」を一段と強める動きと受けとめている。」こういうふうに、まさにソ連を包囲した包囲網の形成であると受けとめられておるのが事実だとすれば、この声明というものは決して平和のためにならなかったのじゃないでしょうか。その点はどういうふうに価値判断をいたしますか。
六〇年安保から二十年を経た今日、わが国の自衛隊が、日米防衛協力のためのガイドライン、リムパック等を経て、完全にアメリカの世界戦略を補完するものへと転換し変質し、グローバルな対ソ包囲網の一環を担うがゆえに現に日本の平和と安全を危険に導いている事実に対し、総理はどういう見解をお持ちでありますか、御説明いただきたいのであります。
このソビエトに対して対ソ包囲網をつくっていくというやり方が中国のいまの国際路線の一番の基本方針になっておる。そこで、そういう中国の国際路線にベトナムも協力しろ、おまえも対ソ包囲戦線の一翼に入れということを中国は要求した。それに対してベトナムは、それはお断りした。断ったところが、言うことを聞かぬのはけしからぬというような形で、ベトナムに対するいろいろな仕掛けがかけられてくるようになった。
○園田国務大臣 鄧小平副主席の米国訪問については、すでに御承知のとおり、米国としては、米中正常化が対ソ包囲網ではないということに相当配慮をしたようでございます。
いわゆる日米中三国同盟による対ソ包囲網の強化と、こういう厳しい見方をいたしておるところであります。これについて大臣はどのように対処されようといたしておるのか、お尋ねをいたしたいと思います。
もう一つは、いまのようなことになりますと、あたかも米中正常化、日中国交回復が、一部に言われているように、米・中・日の対ソ包囲網ととられることはきわめてこれは危険であり、しかも日本の外交を進める上について不利でございますので、この点は十分慎重に考えながらやるべきことで、いまお答えすべきことではないと存じます。
その勧告の根拠になっておりますのは、出席なさいました日本エネルギー経済研究所の生田所長のお言葉によりますと、自由世界のエネルギー戦略確立による対ソ包囲網の実現にある、つまりアメリカがいま志向しております軍事、政治、経済面での対ソ戦略とのかかわりにおいて日本の核燃料サイクルセンターの問題を考える、この二つの交錯した命題がどういうふうに展開をしてくるのかということで決められてくるのであろうというふうに思
切り離して見れば、一個の相互防衛条約でしかない日米安保条約も、西側の対ソ包囲網の一環である。間接的には集団安全保障体制の一部としての意味を持ってくる。この危険を私は心配されなければならぬと思います。
さらにICBMが完成すれば、いわゆる対ソ包囲網体制というか、中近東からヨーロッパにかけての軍事基地がさらに強力になることだけは——これはまた一つの可能性を含んでくるのであります。いわゆる世界の最終の戦争であるといわれる。そのことは、ないことをわれわれは念願しておるが第三次大戦がそういう時期において一つのポシビリティを持ってくるということは、これは予想されないことではない。