1989-06-09 第114回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
○寺内政府委員 沖縄開発政務次官を引き続き拝命いたしました寺内弘子でございます。 井上沖縄開発庁長官のもと、沖縄振興開発のために変わらぬ努力を傾注してまいる所存でございます。 委員長初め委員の皆様方には今後ともよろしく御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。(拍手)
○寺内政府委員 沖縄開発政務次官を引き続き拝命いたしました寺内弘子でございます。 井上沖縄開発庁長官のもと、沖縄振興開発のために変わらぬ努力を傾注してまいる所存でございます。 委員長初め委員の皆様方には今後ともよろしく御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。(拍手)
○寺内政府委員 このたび沖縄開発政務次官を拝命いたしました寺内弘子でございます。 坂元沖縄開発庁長官の御指示のもと、沖縄振興開発のために全力を傾注する所存でございます。 委員長を初め委員の諸先生方にはよろしく御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、就任のごあいさつにかえさせていただきます。(拍手)
○寺内政府委員 輸出振興につきましては、たとえば昨年からは、海外宣伝費に対しまして政府が二千万円の補助をいたしまするし、民間で約一億の金を集めまして、ドルにいたしまして三十万ドルの宣伝費を使つて宣伝いたしておりまするし、なお最近の海外の生糸の需要が、化繊との混織によりまして、従つて繊度変差の少い糸がほしいというようなところから、自動繰糸機の普及というようなこともありまして、生糸の海外の消費の増大には
○寺内政府委員 本年の凍霜害は昨年の凍霜害と多少違いまして、全般的でなくて、局部的には非常にひどい所もございますが、大体その村なり郡なりで助かつた桑がございますので、それを輸送し、稚蚕飼育に間に合うようにし、そのほか技術的な指導をやりまして、繭の減産を極力防止するという方策をさしあたりとつておりますが、ただいまお話の昨年やりましたような対策につきましては、目下検討中でございますけれども、何しろことしは
○寺内政府委員 ただいま御質問の、国用生糸の検査の強制を廃止するやにうわさがあつたというお話ですが、私どもも一時そういう必要があろうと考えまして、検討いたしたのでございますけれども、一方におきましては輸出の方に強制検査をいたしておりまして、これは海外への信用保持のために検査を必要といたしておるのでありまするので、それとの均衡上、輸出に向くものまで国用の方に向いてしまうという実情もございますので、もうしばらく
○寺内政府委員 先ほど業界とも相談したと申しましたのは、大製糸と相談したのではないのでありまして、やはり機械座繰の方に国用生糸協会という団体がございますので、そこと相談したのでありますが、一部にアウト・サイダーがあつた。
○寺内政府委員 もちろん官房なりあるいは改良局とも相談をいたしておるわけでございまして、ただこの被害の程度によりましてその対策が違うのでありまして、ただいまのところ大体軽微というようなところでは、技術指導によつて今後の被害を軽微にし得る点もありまするし、あるいは予算措置を講じなければならぬ点もありまするが、これはもう少し被害の程度その他のことがわかつて参りませんと、はつきりしたこういう対策をとるということはここで
○寺内政府委員 霜の被害は、桑ばかりでなく農業改良局関係の農産物もありますので、被害をとりまとめましていずれ官房等と相談いたしましてこの対策を立てたいと考えておりますが、今ご質問の趣旨は、われわれだけでどうこうという……。
○寺内政府委員 本国会の会期が会期通り終りますと、今になりましてまだその案がま止まらないということにつきましては、必ず間に合うという自信は持てませんけれども、しかしわれわれといたしましては、案がまとまりましたならば至急審議をお願いして、できるだけ間に合せていただきたいということをお願いしようと思つておるわけでございます。
○寺内政府委員 輸出会社案につきましては、今業界の方で検討いたしておりますが、われわれとしては会社案を考えておりません。
○寺内政府委員 そういういろいろな点があろうと思います。これはまだ要綱でございますので、今度法文化いたしますときに十分研究いたしたいと思つております。
○寺内政府委員 先ほども申し上げました通り、こういう重要な問題は法律をつくりましても、それを施行するときに関係者の協力がなければいけませんので、十分今関係者と相談中でございまして、遺憾ながらまだ完全に意見がまとまつたというところまで行つておりませんが、また二方先ほど大臣からも申し上げました通り、輸出振興の立場上、こういう措置を少くとも六月以降とらなければなりませんので急いでいる次第でございます。
○寺内政府委員 ただいまの説明が不十分で申訳なかつた次第でありますが、その事務所は、ただいまのところはニユーヨークに一箇所設けまして、その委託費は約半額でありますから、これに相当する分は業界から捻出してもらおうと考えております。そういうような点について委託する団体とももう少し打合せをいたしたいと想つております。
○寺内政府委員 ただいまそういうこまかい点につきまして、最後的結論には達しておりませんけれども、繭仲買いは業者の取扱いは玉繭あるいはくず繭に限るというようなことは考えておりませんので、やはり上繭もある程度取扱わせることを認めざるを得ないと考えております。
○寺内政府委員 私が先ほど最終目標として四千万貫程度の計画を立てたいと申しましたのは、やはりただいまのお説の通りでありまして、大体の面積がただいま十八万町歩でありますが、これは食糧との見合いもありますけれども、二十万町歩で反当収量を二十貫に上げる、これを最終目標として努力いたしておるのでありますが、ただいまのところは、昨年の統計を見ますと、反当収量が十五貫となつております。
○寺内政府委員 今回の措置によりまして最高価格をどのくらいにきめるかというお話でございますが、これはただいまの繭糸価格安定法によつても、最高価格も最低価格も生産費を基準にして考えろということになつておりますので、生産費が出て参りませんとわからないのでございますが、これは二十八年度の生産費をただいま調査中でありまして、まだ集計もございませんし、近く販売の方の調査も集計を——大体三月に審議会を開くことになつておりますので
○寺内政府委員 よろしゆうございます。
○寺内政府委員 ただいまのお話の点につきまして、長野県の日野村と豊洲村につきまして問題があることは知つておつたのでありますが、ただ昨日の足鹿先生の御質問は、茨城県の何とか製糸が糸を買いに行つて、それを長野県の製糸協会で、そういうことをするならば、お前の地盤も撹乱するぞというような脅迫的なことをやつた。
○寺内政府委員 この第三の繭価決定方式については公取との関係がありますが、前の方は関係がございませんから、公取に関係のないところは私は示さなかつたのであります。公取の所管事項でありますところについて見せたというわけであります。
○寺内政府委員 ただいまの御質問の趣旨は、結局繭の値段は高過ぎるというか、繭糸価格と生糸の禁止価格とのにらみ合せで高過ぎるのをどうするかという御趣旨でございますか。
○寺内政府委員 私は現在の状態でも、それほど製糸家から圧迫を受けて不当な繭価を押しつけられろというほどの弱体な団体ではないと思つております。
○寺内政府委員 山形の、特に最上川地帯のかいがら虫の被害が非常に甚大であるということを聞きまして、さつそく係員を派遣いたしまして調査いたしました。
○寺内政府委員 ただいま申し上げました病虫害防除につきましては、すでに出しましたので、ただちに手配できるはずでございます。
○寺内政府委員 独禁法改正法の施行法に入つております蚕糸業法の改正、すなわち繭価協定を合法化しようという規定につきまして、農民の立場に不利ではないかというただいまの御質問でありますが、これにつきましてわれわれの考えを少しお話してみたいと思います。
○寺内政府委員 政府といたしましても繭価が適正に決定せられることを望むのでありまして、たとえば、もしも製糸家の方に共同させたらば、一番加工費のかかるような製糸家の発言が強くなつて、繭の値段が安くなりはせぬかという御心配があるのでありますが、従来とも農林省といたしましては各県で繭価協定をやりますための参考資料を配つておりまして、それによりまして農林省で調べました製糸の加工販売費というようなものの標準は
○寺内政府委員 ただいまのお話、まことにごもつともでありまして、われわれも非常に憂慮いたしておるのでありますが、ただただいまアメリカへ生糸が出ませんで、お話になりましたようなデパートの女の人たらが生糸のことを知らないということは、非常に数量が少いという点があると思います。
○寺内政府委員 ただいま農林省で行つております蚕糸業振興計画と申しますのは、昭和二十六年度から三十年までの蚕糸業振興五箇年計画というものをやつておりまして、五箇年計画の目標といたしましては、産繭額を三千三百万貫、生糸に直しまして三十万俵という目標でございますが、その進行状況を申し上げますと、昭和二十七年におきまして、すでに二千七百五十四万五千貫をつくつております。
○寺内政府委員 この予算は二十七年・度からとれたのでありますが、このときの考え方は桑苗の生産費を調べてみまして、これが二十七年度の予算を編成いたします当時は大体六円かかる。また養蚕農家の方の負担金を調べますと、大体四円以上の負担はできない。
○寺内政府委員 この点についてはまつたく森先生の御説と私も同感でございまして、今回の予算編成につきましても、全養連と協議して大体きまつております四千六百七十三人というものを要求いたしたのでありますが、その経過を申し上げますと、大体主計官との間では、一ぺんに増員するわけにも行かないが、三箇年計画くらいで増員を認めましようというところまで行つたのでありますが、最後の談判になりまして、他局の指導技術員との
○寺内政府委員 これは十箇年計画でありまして、八万町歩やることになつておるのであります。ただ二十七年度におきましてちよつと端数が出まして、七千町歩でございましたが、二十八年度から八千町歩にいたしまして、十箇年計画でこれもやる計画であります。
○寺内政府委員 ただいま生糸の輸出の増進対策につきまして、長谷川さんから御意見があつたのにまつたく同感でございます。御承知の通り生糸の増産は繭の増産でありますが、これは桑の面積に制約されて急にふえるというわけに参りませんので、昨年からことしは大体一割の予定でありましたが、八%の増産になつたのであります。
○寺内政府委員 ただいま申し上げました通り二十四万円の禁止価格を堅持するということにつきましてたびたび声明もいたしておりまするし、先日安定審議会の委員の懇談会を開きまして、今申し上げましたような方針についてみんなの協力を得たのであります。
○寺内政府委員 取引所ができましてからの価格の変動と、取引所を開設いたしません前の変動では、取引所ができましてからは大体安定の傾向に向つておつたというふうに考えられますし、御承知の通りただいま禁止価格二十四万円を設定いたしておりますが、この方針に順応いたしまして、取引業界においても自粛して二十四万円以下の取引をやつておるということで、価格安定に対して協力してもらつておると私は考えております。
○寺内政府委員 横浜及び神戸の取引所におきましては、生糸の価格の変動を、ある程度業界の需要と供給とをバランスさせて、価格を安定させるという意味も一つ含まれておるのでありますし、また輸出商の輸出によりまする操作によりまして、これをヘッジングいたしまして、かれらの利益を均衡させるというような方面の効力もねらつて、取引所をつくつておる次第であります。
○寺内政府委員 ただいま御質問の趣旨は、私にはちよつとのみ込めない点がありますけれども一応お話いたしますと、この資金は、そもそも蚕糸統制株式会社が活動いたしております間に、繭糸価格の異常なる変動によつて業界がこうむる損失を蚕糸統制株式会社が肩がわりしようという目的をもちまして、この前の委員会でお話いたしました通り、輸出業者が納めます金額の一定金額あるいは統制会社自体が生糸の売り買いによりまして得た利益
○寺内政府委員 統制会社の株主の間で、繭糸価格安定に使うために業会へ納めろというあの蚕糸業法の附則があることは御承知の通りであります。
○寺内政府委員 戦争中食糧増産のために桑を抜いて食糧作物を作付けます場合には補償をいたしたはずでございます。ただいまその金額はちよつと覚えておりませんが、そういう措置をとつたものと思つております。
○寺内政府委員 ただいまの点につきましては、技術的にも目下研究中でありまして、今ここでこういう方針であるということを御説明できませんが、研究してきまりましたならばお話しいたしたいと思います。
○寺内政府委員 蚕糸業会の残余財産についての処分をどうするかということでございますが、三億五千万の指定寄付というのはとりやめになりました。