2007-05-17 第166回国会 参議院 法務委員会 第12号
少年院の場合は閉鎖的で、十四歳以上の少年を収容し、集団的な規律、それから寮単位での集団生活が基本です。重大触法少年であっても、犯罪少年と比較すれば、家庭的な支援の必要な年齢です。国立武蔵野学院の昨年度入った少年の統計ですと、一人親家庭、昔でいいますといわゆる母子家庭、父子家庭、こういう家庭が七〇%の子供たちが入っております。両親そろっておりますのはたったの二〇%です。
少年院の場合は閉鎖的で、十四歳以上の少年を収容し、集団的な規律、それから寮単位での集団生活が基本です。重大触法少年であっても、犯罪少年と比較すれば、家庭的な支援の必要な年齢です。国立武蔵野学院の昨年度入った少年の統計ですと、一人親家庭、昔でいいますといわゆる母子家庭、父子家庭、こういう家庭が七〇%の子供たちが入っております。両親そろっておりますのはたったの二〇%です。
北海道関係で北海道の少年院が札幌等にございまして、函館地区の周辺の出身者が非常に多い、さような意味から青森に少年院をこしらえまして、東北管内の余っている少年と北海道の函館地区の少年を青森に収容し、北海道北部の子供を帯広少年院にという構想でやりまして、そこでそれぞれの少年院でいま人員を先ほど申しました一寮四十人ないし五十名の寮単位としまして、それから所要人員をはじき出しまして、寮単位に、それぞれ一単位
さような意味で、かように寮単位をとって生活指導を強化するという方針をとりましたために、現在教官が週休が月に二回くらいとれないというような状況に立ち至りますので、この人員を補充いたしまして、そしてこれをいただきますと、週休制の確立、いろいろ教官も過重勤務におちいらずに少年院の、寮生活の指導の強化ができるという考え方で、とりあえず五十名の増員をお願いいたしたいという考えでおるわけであります。